韓国が台湾や日本との交流を正常化させるべきだと訴える人たち=メディアウオッチ提供

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(ソウル中央社)韓国と中国の国交樹立から30年を迎えた24日、韓国と台湾の国交回復を支持するイベントがソウルの駐韓国台北代表部(大使館に相当)前で開かれた。主催者は、韓国は台湾や日本との交流を正常化させるべきだと訴えた。

韓国は1992年、突如として中華民国(台湾)と断交し、中国と外交関係を結んだ。以降、台湾と韓国の関係は停滞している。

台湾と韓国の国交回復を支持するイベントの開催は4年目。韓国メディア、メディアウオッチが主催した。2019年には台韓国交正常化を支持する宣言を駐韓国台北代表部に提出。20年、21年は新型コロナウイルス流行の影響で台北代表部前での活動は行わず、シンポジウムを開いた。

メディアウオッチの代表顧問で極右運動家の邊熙宰(ビョン・ヒジェ)さんは、韓国の政府がリベラル派の文在寅(ムン・ジェイン)政権から保守派の尹錫悦(ユン・ソギョル)政権に交代したにもかかわらず、尹氏はペロシ米下院議長が訪韓した際に中国の顔色をうかがう態度をとったと指摘。これはこれまで対中強硬姿勢をとっていた真の保守派とは異なるとの見方を示した。韓国経済の中国依存度は依然として高いものの、中国に「従属」しているわけではないとし、韓国と理念の近い欧米諸国から中国に反対する声が多く出る中、韓国も台湾や日本との交流を正常化させ、同一のサイドに立つべきだと強調した。

この活動に対し、駐韓国台北代表部は、現地の政治活動には介入しないとする一貫した立場を維持する姿勢を示し、台韓交流を実務的に進めていくとした。

(廖禹揚/編集:名切千絵)