ホンダ フィット約11万台を対象に改善対策を届け出

2022年7月21日、ホンダはフィットのフロントワイドビューカメラの起動処理プログラムが不適切だとして、国土交通省に改善対策を届け出たことを発表しました。社内からの情報によるものとし、現在の不具合や事故の発生はないと伝えられています。

対象となるのは2020年(令和2年)1月21日~2021年(令和3年)2月8日に生産されたモデル。製作期間は購入した時期と一致しないので、必ず確認するようにしてください。

ホンダは、所有する車種が該当する場合は速やかに点検・修理を受けるよう伝えています。これらの対応は2022年7月22日より随時行われるとのことです。

自身の所有する車が対象車両かどうかは、4輪リコール・改善対策・サービスキャンペーン 対象車両検索で確認できます。

自分の車が対象だった場合、最寄りの取り扱い販売店へ来店日時を予約し、点検・修理を受ける必要があるとのこと。修理代などは無料で、費用などは発生しません。

ホンダ フィットの不具合の状況

フィットの安全運転支援システム(Honda SENSING)において、フロントワイドビューカメラの起動処理プログラムが不適切なため、車両起動時に当該カメラが起動しないことがあるとのこと。

そのため、衝突被害軽減ブレーキ等が非作動状態であるにもかかわらず表示灯がオン表示となり、非作動であることを運転者が認知できないおそれがあるようです。

これをうけてホンダは、全車両、フロントワイドビューカメラの起動処理プログラムを対策プログ ラムに書き換えると伝えています。

不具合発生箇所と改善方法

不具合発生箇所 フロントワイドビューカメラ 改善方法 全車両、フロントワイドビューカメラの起動処理プログラムを対策プログ ラムに書き換える。

問題がある箇所と対応方法は以下の図で公表されています。

対象となる車両情報

冒頭でも説明した通り、対象となるのは以下の期間に生産された車両です。仮に所有する車がこの期間中に生産されていた場合、下の型式や車台番号なども参照してください。

開始 2020年(令和2年)1月21日~ 終了 2021年(令和3年)2月8日

対象車が含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれているとのこと。詳細はお買い求めの販売会社までお問い合わせ下さい。

型式や車台番号、生産台数などは以下の表のとおりです。

型式 車種 対象車が含まれる車台番号 対象車の台数 6AA-GR3 フィット GR3-1000032~
GR3-1055175 54,794台 GR3-8000001~
GR3-8000095 95台 6AA-GR4 GR4-1000020~
GR4-1008552 8,493台 GR4-8000001~
GR4-8000023 23台 6AA-GR6 GR6-1000012~
GR6-1010448 10,437台 6AA-GR8 GR8-1000003~
GR8-1001967 1,965台 6BA-GR1 GR1-1000015~
GR1-1033235 32,235台 GR1-8000001~
GR1-8000076 76台 6BA-GR2 GR2-1000015~
GR2-1004997 4,863台 GR2-8000002~
GR2-8000015 14台 6BA-GR5 GR5-1000007~
GR5-1004393 4,387台 6BA-GR7 GR7-1000003~
GR7-1000513 511台

対象車種かどうかの確認方法

すでに型式や車台番号を把握している場合、ホンダの公式ウェブページより、対象かどうかを確認することができます。

わからない場合、以下の方法で確認してください。

■型式と年式を確認する方法

車検証(画像は軽自動車のもの)

車の型式と年式を確認するには、車検証を用意する必要があります。

型式の確認は車検証の「型式」という項目がそのまま記載されているので分かりやすいです。

一方で年式は、「初度登録(検査)年月」という項目がそれに該当します。

■車台番号を確認する方法

車台番号(車体番号)とは、自動車や原動機付自転車の車台部分に打刻されている、車両にとって固有の識別番号になります。

今回対象となるホンダ フィットの車台番号を確認する手順は2通りあります。それぞれを説明します。

・車検証で確認する

出典:https://www.toyota.co.jp/

車検証が手元にある場合は、そこから車台番号が確認できます。画像の位置に記載されています。

・車体の刻印で確認する

車台番号は、車検証のほかにも車体本体に刻印されています。

車台番号に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。