【日本代表レポート】「ポスト長友」一番手の中山雄太に強い危機感
中山はワールドカップアジア最終予選、長友佑都に交代して出場する時間を少しずつ伸ばし、「ポスト長友」の一番手として期待されていた。だが2日に行われたパラグアイ戦で初招集初先発した伊藤洋輝が左サイドで好プレーを連発。一気に競争が激化した。
パラグアイ戦では後半から左サイドバックとして出場した中山は振り返る。
「課題が見えた」と反省し、その課題は「全部と思ってもらえれば」と言う。
中山をここまで焦らせているのが伊藤であることは間違いない。「学ぶ部分がたくさんありました。(伊藤が)同じポジションでプレーしたから学ぶ部分が多く分かったので、そこはしっかりいただいて自分自身の成長につなげていきたい」と言う。
一方で、1試合で左サイドのレギュラーを確定できる可能性もある。次の対戦相手、ブラジルは現在FIFAランク1位。この相手を抑え込めれば、その時点で日本代表の左サイドバックの定位置を確保できる。
「いつも試合をするにあたって、エラーもありますけど、チャレンジすることは心掛けているので、ブラジルはよりレベルの高い強豪国ですが、その精神はしっかり持っていきたいと思います」
その中山を支えているのは伊東純也。柏レイソルでともにプレーしていたときから練習後に中山と1対1のトレーニングを行い、中山を鍛えている。「僕自身は得るものはたくさんある」という個人トレーニングをこなし、中山はポジション争いに挑んでいる。
【文:森雅史/日本蹴球合同会社 撮影:岸本勉/PICSPORT】
