【財務省】「酒類提供停止要請」問題で釈明に追われた麻生大臣
政府が営業自粛などコロナの長期化で苦境にあえぐ飲食店への資金繰り支援を強化しているのを念頭に「政府は金融機関に融資してくれと頼んでいるのだから、融資するなというのはおかしな話だ」と語った。
問題は西村康稔経済再生担当相が、酒類提供停止に応じない飲食店に融資元の銀行などから順守を働きかけてもらうとの方針を表明したが、その後批判が高まり、撤回に追い込まれた。
16日の会見では記者が、事前に麻生氏が報告を受けた際、具体的な指示をしなかったことが混乱の一因ではないかと指摘したのに対し、麻生氏は「放っとけと言われたら常識的には止まるだろう」と反論。「なんでこんなことになったのか。商売知らないからだ。それがすべてだ」とも述べ、西村氏の勇み足だったとの認識を示した。
一方、麻生氏は18日、河村建夫元官房長官が山口県内で開いたセミナーでのオンライン講演で、自身が首相だったリーマンショック時と比べ「あの頃は金融機関から現金が消えたが今回はそうではない」と強調。
「コロナ禍は飲食や旅行に大きな負担が集中している。ワクチン接種を進めながら、対応もきちんと手厚くしないといけない」とも語り、協力金の先渡しや運転資金の調達など政府として経営支援に全力をあげる考えを示した。
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