お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダルと西野創人が25日、YouTubeチャンネル『コロコロチキチキペッパーズのよろチキチャンネル』で、動画「人生で一番辛かった地方営業の話を教えます」を公開。“地獄だった”という過酷な地方営業のエピソードを打ち明けた。

コロコロチキチキペッパーズ(左からナダル、西野創人)


「あれはキツかったな。今思い返してみてもゾッとする」と、ある地方営業について話し始めた西野。年配の男性たちが大盛り上がりしている宴会会場に呼ばれ、「俺らの前にモノマネ芸人が出たんよ。めっちゃ盛り上がってて」と言い、ナダルも「このあと漫才すんの? みたいな。この感じで漫才聞くのはしんどいやろうから巻こうって。案の定、“どうもー!”って出て行ったら、“ああ? なんやねん?”みたいな」と、会場のただならぬ空気を察して、手短にネタを披露したことを告白した。

しかし、会場から「アンコール!」と声が上がり、再び舞台に登場することになったそうで、ナダルは、「“ネタ見せろよ!”って、一升瓶持ってぐるんぐるん回しだして。何これ? って思って、ポカーンとしてたら、後ろから割りばしに1万円札を挟んだおっさんの集団が来て。“1万円札のチョウチョウ飛んでるけどどうする〜?”とか言って」と回顧。カオスな会場に困惑していた西野も、「理性がナダルの中でプツンと切れてもうて。“いただきまぁす!”とか言って1万円札を」「地獄よ。俺も一緒になって金魚のフンみたいについて行って」と苦笑いしていた。

つらかった地方営業を振り返り、「ホンマにあれはキツかったね。芸人ってこんなに舐められてるんだって……」とつぶやいた西野。他にも同じような出来事があったようで、「ガテン系の人ってオラオラやから。男まみれみたいな時はキツいことが多い」「なんか知らんけど、出て行ったら全員メンチ切ってる」と続けると、ナダルも、「『ガチンコ・ファイトクラブ』で、TOKIOさんが乗り込んで行った時みたいな(笑)。ネタしても、社長だけがハッハッハッって。俺ホンマ、あの卓球ネタでかいたことない汗かいて。汗だくで帰った」と、心底うんざりした様子で話していた。