日本以上の「空き家率」、それでも中国が「不動産開発」を続ける理由
記事によると、中国の空き家率は都市の規模によって多少の差があるものの、おおよそ22%から26%の間だという。日本は2018年の時点で約13.6%なので、中国の空き家率は日本よりずっと高い。空き家率がこれほど高いのに、中国はなぜ不動産開発を続けるのだろうか。
別の理由は「開発業者の本分は住宅建築であり、しかも儲かるから」だという。開発業者にとっての住宅建築は、料理人が調理するのと同じことで、建設を続けるのは当然のことだという。しかも需要が高いので今でもかなりの利益が出ているそうだ。
さらに「不動産が中国経済において重要な役割を担っており、建設を止めたら甚大な影響が出る」のも理由だと分析した。不動産は一大事業なので、関連産業も多岐にわたり、国の経済に大きく影響するとした。
とはいえ、空き家率が2割以上というのは尋常な数字ではなく、ゴーストタウンとなるところも出ているとの報道もある。2020年には、過剰在庫を抱えたある開発業者が全物件を3割引きで販売するという事態も起こっている。このままずっと開発を続けられるとは思わない方が良いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
