日本は「集団主義」で科学技術大国になった、今ではマイナス作用も=中国
記事はまず、日本の戦後の復興で大きな助けになったのは「米国による援助」だったと分析した。朝鮮戦争の勃発によって日本は米国から大量の軍事物資などの注文を受けたことが急速な復興の助けになったと言えるだろう。いわゆる「朝鮮特需」のことだ。
一時は半導体分野で世界トップになった日本は、その後米国によって抑えつけられたものの、多くの優秀な人材と高い技術を蓄積していたため、今でも半導体材料やロボット産業、自動車などの分野で世界トップレベルを保っていると記事は称賛した。
しかし記事は、科学技術分野における日本の将来は決して明るくないと主張した。階級の固定化が深刻で、年功序列のため若者が活躍できる場所がないとの問題があると分析している。また、かつてはプラスに働いた集団主義が、今では意思決定の遅さやイノベーションの欠如などマイナス作用となっており、IT時代となった今では日本の進んだハード面での優位性がソフト面に生かされておらず、科学技術大国としての地位は落ちてきていると論じた。
最近の中国は、「科学技術強国」となることを目指して大量の資金を投入している。日本もうかうかしてはいられないと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
