台湾の農業技術団、友好国セントルシアのバナナ産業を後押し
同技術団のメンバーは5人。各国交締結国に駐在する台湾の技術団の中で最年少だという。団長の鄭仕隆さんによると、セントルシアで栽培されるバナナは小ぶりだが、ちょうど英国が定める学校給食の規格に適合している。
鄭さん一行はこのほか、台風で壊滅したバナナ園の復旧を手伝ったり、その間農家の収入が絶えないようにスイカ栽培を指導したりしてきた。また、暴風雨による全滅を避けられるように風に強い低めのバナナの木を台湾から取り寄せて現地で栽培するなど、バナナ園の改善にも工夫を凝らした。
蔡総統らに同行したエゼキエル・ジョセフ農業相は、同国は昨年熱帯暴風雨に見舞われたが、両国間の協力を通じてバナナの輸出量は直近5年間で最多となったと述べ、台湾の支援のおかげで農村における就業機会が増加し、農民の収益も安定したと喜びを示した。
蔡総統は今回の外遊で、外交関係を持つカリブ海4カ国を訪問。帰路は経由地の米デンバーで2泊し、22日に帰国する。
(温貴香/編集:塚越西穂)
