利用者じわり拡大中、ビジネス書“試食”サービスの狙い
要約文の作成にかかる期間は約1カ月。まず、要約する本の業界に詳しいライターが文章を作成。次に社内で複数の編集者が要約文を修正・校正する。最後にできあがった原稿を、本を発行した出版社や著者に見せて確認してもらう。
利用者数は38万人を突破した。個人会員は、無料でサンプルのみを読めるプラン、月額500円(消費税抜き)で月に5冊分を読めるプラン、月額2000円(同)ですべての要約を読めるプランの三つがある。法人は100アカウントで月額5万円(同)から。個人をターゲットにしていたが、現在は法人利用が伸びている。2019年からは法人向けの営業部隊を新設。前期比3倍の伸び率で推移する。大賀社長は事業拡大の背景に「確固たる経験や理論が語られた本は、コンテンツとしての揺らがない価値がある」と捉える。
現在は人工知能(AI)を活用し、利用者の趣向に合致する要約本を表示する機能も構築中。「2年後には会員数120万人を目指す」と意気込む。(水曜日に掲載)
【企業メモ】▷住所=東京都千代田区一ツ橋1の1の1、03・6212・5115▷資本金=非公表▽売上高=非公表▷従業員=20人▷設立=13年(平25)6月
