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従業員1100人以上 ヨーロッパ市場へ

中国の自動車メーカー、アイウェイズは3月のジュネーブ・モーターショーで「U5」と名付けられた電動SUVを発表し、欧州市場に進出を開始する。

競争力のある価格でコネクティビティや高い安全性を備えるというU5は、アウディe-tronやメルセデス・ベンツEQCのような、他の電動ミドサイズSUVよりも手に入れやすい選択肢となるだろう。

アイウェイズはU5の「非常に革新的なボディ構造とパワートレイン」が、「急速に拡大しつつある欧州のミドサイズSUVセグメントにおいて、最も安全かつ先進的な製品」としての評価を固めるだろうと主張する。

2017年にグレイ・グCEOとサミュエル・フー社長によって設立されたアイウェイズは、その研究開発部門やバッテリー製造および車両生産工場で1100人以上が働いている。U5は昨年の北京モーターショーで発表された電動SUVコンセプトを市販化したもので、同社初の大量生産モデルとなる。

最近は中国ブランドによる世界進出が続いており、アイウェイズの欧州進出はその最新の一例だ。2018年には奇瑞汽車がドイツに新しい施設をオープンした。また、同国で長い歴史を持つ最大の自動車メーカーである長城汽車は、ハヴァル(哈弗)ブランドから手頃な価格帯のSUVを2〜3年以内に輸出開始することを目指している。

メタノール燃料電池搭載 ナタリーとは

アイウェイズはまた、かつてニュルブルクリンクで最速ラップを記録したスーパーカー、アポロをデザインしたローランド・グンペルトが率いるグンペルト・アイウェイズという子会社を設立。昨年われわれが運転したメタノール燃料電池搭載の電動スーパーカー、RGナタリーもともにジュネーブ・モーターショーに出展される予定だ。

139psを発生する4基の電動モーターを搭載するナタリーは、0-100km/hまで2.5秒で加速し、最高速度は305km/hと予測されている。革新的なメタノール燃料電池スタックはデンマークのセレナジー社が開発したもので、一般的な水素燃料電池より電気効率が高く、航続距離は853kmにもなると同社は主張する。

メタノールで走るナタリーは、今後登場するRGの小型スポーツカー・ラインナップにおける最初の市販モデルになる予定で、価格は約5000万円ほどになる見込みだ。