「客層は40代、50代の昭和のプロレスファンがほとんど。『毒霧はどうやってるの』って感じで、中高年がファンに戻るんだよな(笑)。俺はプロレスの夢を壊さない、答えられる範囲で質問には全部答えるよ」

 飲食業歴18年めのザ・グレート・カブキは微笑んだ。

「飯田橋で17年、今の店は前より小さいので、お客さんとの距離が近く、どこの席でも隣に座って話すことができるんだ。飲食業を続けるコツはフレンドリーな接客。ファンを大事にし、うまい料理を作るだけだ」

 マスクや自身のコスチュームが飾られた店内で黙々と仕込みに精を出すカブキ。

「こないだはウォリアーズのアニマルが来てくれた。お客さんは俺に会いに来てくれてる。だから俺は毎日店に立つ。うまい料理と酒と俺、これがウチの売りだね」

ザ・グレート・カブキ
1948年生まれ 宮崎県出身 1964年デビュー。東洋の神秘といわれアメリカでも成功を収めた。「かぶき うぃず ふぁみりぃ」(東京都文京区小石川1丁目)を経営。人気は緑と赤の毒霧ハイボール。

(週刊FLASH 2017年11月14日号)