今は日本にノーベル賞で負けても悔しくない!「未来は中国の手にある」=中国報道
その最も大きな理由は「時間」だという。科学技術の研究成果は、その長期的な価値がはっきりするまで20年以上の時間がかかり、中国に先駆けて研究に力を入れた日本が優勢なのは当然だと主張。中国に必要なのは時間であり、日本も過去には今の中国と同じ立場だったとした。
さらに、現在ノーベル賞受賞者数は日本と米国の「一騎打ち」であるが、中国には負けていない「数」があるという。日本が労働者における研究者の割合で抜きんでているのに対し、総人数では中国の方が多いと指摘。人口が多い中国では、研究所、研究者、高等教育の教育者と生徒の数はいずれも世界一で、GDPでも日本に勝っていると主張した。研究費として充てられている金額も非常に多く、4割は浪費されたとの報告があるが、残りの6割はきちんと使用されていたことは「未来は中国の手に」あると言ってよいと、独自の論議で胸を張った。
最後に、「忘れがち」なこととして、「日本よりも進んでいる分野」は中国には多くあると指摘。高速鉄道、通信設備、スマートフォン、スーパーコンピューター、衛星測位システムなど多くの分野を挙げ、「20年後には我々の手にはノーベル賞があふれている」はずであり、日本と比べて落ち込む必要はない、と同胞を勇気づけて締めくくった。
分野によっては中国が急速に発展しているのは間違いないが、20年後にノーベル賞を次々と獲得するようになるかは別問題だろう。それにしても、今回の日系人のノーベル賞受賞は日本にとって喜ばしいニュースとして素直に喜びたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
