学生の窓口編集部

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ネットショップで前払いで商品を注文したところ、到着予定日を過ぎても商品が届かないといったトラブルが後を絶ちません。

全国消費生活情報ネットワーク・システムのデータによれば、前払いしたのに商品が届かないという相談件数は、2009年度に542件だったものが、2013年度には4165件と 8倍近くも増えています。

自分は不審なネットショップは利用しないから大丈夫と思っていても、たとえば、なかなか手に入らない限定商品など、検索して見つけた瞬間、嬉しさのあまり即注文してしまうということもあるかもしれません。

そこで今回は、ネット通販トラブルの実態と、購入前に確認すべきポイントをご紹介していきます。

まずは、代表的なトラブルについてみていきましょう。

●商品が届かない

そもそもなぜそのサイトを利用したかについて、「安いと思ったから」「他のサイトでは売っていなかったから」という理由が聞かれます。値段でも商品でも、他では考えられないようなものは、一度冷静になって見直す必要がありそうです。

●注文したものと違う商品が届いた

「コピー商品(偽物)が届いた」「スーツケースのつもりで注文したら、携帯電話保護フィルムが届いた」というようなトラブルがみられます。なかには、違う商品にもかかわらず、それを使うよう言われたというケースもあります。

●注文した内容以上の金額を請求された

SNSや普段利用しているサイトに掲載されている広告に、「有名な女優さんが使っているという化粧品が掲載されていて申し込んだところ、掲示内容の数倍の請求がきた」といった声が聞かれます。

では、こうしたトラブルを防ぐにはどうしたらよいのでしょう。国民生活センターでは、注意すべきショップに見られる傾向、寄せられる内容として以下のことをあげています。

(1)ドメイン名やURLに、扱っている有名ブランドの名前が含まれている。

(2)人気モデルや最新モデルであっても、豊富な在庫があるように表示されている。

(3)価格は格安ではあるものの、不安を感じるほどの安さではない。

(4)クレジット決済対応と表示しているのに、購入手続時には、銀行振込しか利用できないようになっている。

(5)販売担当者名や店名・運営会社名と、代金振込先の口座名義が一致していない。

(6)説明や、売り文句の日本語表記に、なんとなく不自然さがある。

(7)所在地や電話番号の記載はあるが、電話に出ない、つながらない。

(8)「注文品が売り切れ」だとして、型落ち品や代替品を薦められたり届いたりする。

(9)連絡先のメールアドレスがフリーメールなど、安易に用意できるものである。

トラブルを回避するためには、注文の前に必ずこれらポイント確認しましょう。

一度お金を支払ってしまうとそれを取り返すことはかなり難しいのが現実です。ただ、なかには、単に配送が遅れていたり、行き違いというケースもあります。ですから、まずはお店に何度か連絡を入れてみてください。代金振込の控えを保管しておくことはもちろん、お店との電話やメールでのやり取りも記録しておきましょう。

詐欺と思われる場合は警察へ相談に出向くことも大切です。警察はちょっとという場合等は、近くの消費生活センターに相談してみましょう。

文・鈴木ゆかり

※参考・引用

独立行政法人国民生活センター

http://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2014_50.html