学生の窓口編集部

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1月28日放送、「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)では、九州の断水。九州を中心に断水が各地で続いていて心配な状況だ。鹿児島県霧島市の牧之原小学校では、断水のため子どもたちが弁当を持参した。長崎県諫早市では、ポリタンクが品薄になってしまった。いいもり月の丘温泉では、温泉を無料開放し、いつもの4倍の1,500人が訪れた。

いいもり月の丘温泉はナトリウム塩化物泉。塩化物泉とは温泉水1キログラムの中に1,000ミリグラム以上の含有成分が検出され、陰イオンが塩化物イオンを主成分としている温泉のことを指す。湯冷めしにくい温まりの湯で、塩分の殺菌作用があり、傷の湯とも呼ばれている。海水の成分に似ていて、食塩を含むため、塩辛く無色透明の湯で、高齢者向きの湯でもある。

入浴することにより皮膚に塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐため保湿効果が高く、湯冷めしにくいことから、熱の湯とも呼ばれている。神経痛、関節性リウマチ、冷え性等に効能がある。また血液の循環を促進し、殺菌力が高く痛みをやわらげる鎮静作用もある。また飲むこともできる。飲用することにより胃腸の消化成分を分泌し、運動を促進。また胃腸病や慢性便秘などにも効果がある。

いいもり月の丘温泉は、飯盛町出身で医学博士でもある浦野勝美氏と浦野善一郎氏の兄弟による寄付金8740万円により採掘されたもの。源泉名は浦野温泉源で、温度は43度の天然温泉だ。大人は510円。

入浴にはポイントがある。入浴前には30分から60分程度の休憩を取ること。貧血状態を招きやすい空腹時や、消化不良を招きやすい食事直後の入浴は避けること。飲酒直後の入浴は事故のもと。温泉に入る際は十分にかけ湯してかぶり湯などを行って体をお湯に慣らすこと。かけ湯の順番は下肢から上肢で、最後に頭から湯をかぶるのが望ましいとされる。入浴後は肌についた湯を洗い流さず、タオルで抑える程度で拭き取る。

これは温泉成分の肌への浸透をさまたげないため。ただし敏感肌の場合は、湯ただれを起こしやすいので適宜洗い流すこと。循環式浴槽の温泉の場合も、上がり湯をかけて流すのがいい。本格的な温泉療法を行う場合は、2〜3週間が適当で、温泉療法医の指導を受けるのが望ましい。マナーとルールを守ってつかると効果は抜群だ。