「野放図な金融緩和をやめれば、今のような問題が起きることはわかっていた。それを見ないようにしてきたのが、今の通貨当局」と厳しく指摘する中前忠氏。米国での銀行破綻、欧州でのクレディ・スイスの危機は、個別銀行の問題ではなく、これまで世界各国が続けてきた金融緩和と、それを受けたインフレ退治のための金利引き上げが引き起こした構造的問題だという中前氏の今後の見通しは─。 「逆ザヤ」に陥り収益が悪化した銀