かつてユヴェントスでプレーした元イタリア代表DFアレッサンドロ・ビリンデッリ氏が率いるピサの下部組織が、親同士のケンカを理由に試合を中止させた。イタリアサッカー連盟(FIGC)はピサに処分を下している。

問題となったのは、ビリンデッリ監督が指導する10〜12歳の子供たちのチームの試合。ある子供がミスをしたことでチームメートの父親が怒り、ミスをした子供の父親とケンカになったことを受け、ビリンデッリ監督は両者をいさめた。いわく、ケンカをやめないなら試合から去る、と。

だが、一度はゲームが再開されたが、親同士のケンカも再び始まってしまう。これを受け、ビリンデッリ監督は審判や対戦相手に知らせた上で、子供たちをピッチから引きあげさせた。

ビリンデッリ監督は「親のしつけから始めなければ、子供たちが学ぶことはない」とコメント。フェアプレー精神につながる振る舞いだと称賛された。だが、FIGCから届いたのは、処分の知らせ。ピサは不戦敗となり、勝ち点1の減点となった。

ビリンデッリ監督は「チャンスを逃したね。イタリアにはスポーツの文化が欠けている」と話している。