元イングランド代表のデイビッド・ベッカムが16日、現役引退を発表した。同選手が現在所属するパリ・サンジェルマン(PSG)は、先日リーグアンを制し、ベッカムの契約延長を望んでいたが、実現することはなかった。

38歳のベッカムはイングランド代表として115キャップを記録。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、そしてミランと、栄光のユニフォームを数々まとってからの引退となった。

1991年、16歳のときにマンUの下部組織に入団したベッカムは、1994年12月7日にマンUでデビュー。マンUではプレミアリーグを6度制覇、レアルでは2006-2007シーズンにリーガ優勝、ロサンゼルス・ギャラクシーでは2011年と2012年にリーグ優勝を果たした。そして今季は、PSGでリーグアンのタイトルを獲得だ。

FAカップも2回、コミュニティーシールド2回、スペイン・スーペルコパ1回、そして1999年には、チャンピオンズリーグとインターコンティネンタルカップも制している。

ベッカムは引退について、次のように述べている。

「サッカーを続けるチャンスを与えてくれたPSGに感謝している。でも僕は、できるだけ高いレベルでプレーしたままキャリアに別れを告げる正しいタイミングだと思う。自分が心のチームであるマンチェスター・ユナイテッドでプレーし、そこで勝利を得て、国の代表として100試合以上を戦い、そのキャプテンマークまで巻いて、世界の最も重要なクラブたちで戦う。子供のころ、そんな風に言われたら、空想でしかないと答えていただろう。でも、幸いにもそれらの夢を僕は実現できた」

「今、何よりも誇らしいのは、イングランドのキャプテンになったことだ。スリーライオンズ(イングランド代表の愛称)のユニフォームを着るたびに、偉大な選手たちと肩を並べるだけでなく、情熱的に代表を追うサポーターを代表するんだということも分かっていた。ピッチの中でも外でも、イングランドを代表したことを名誉に思っている」

「家族がいなかったら、ここまではやれなかっただろう。両親に感謝している。彼らは犠牲を払い、僕に夢を実現させてくれた。ヴィクトリアと子供たちにも感謝しなければいけない。これだけ長い間、最大限のプレーができたのは、彼らが僕を鼓舞し、支えてくれたからだ。すべてのチームメートたち、偉大な指揮官たちに感謝したい。支えてくれ、力を与えてくれたサポーターにも感謝したい」

「僕が愛するサッカーの代わりになるものはない。とにかく、自分は今、新たな冒険を始めているんだと感じている。これから待ち受けるものに興奮しているよ。僕は幸いにもキャリアを通じて多くのチャンスを手にすることができた。今は、お返しをするときだと感じている」