3G/4G・無線LANなど複数回線を束ねて安定した通信を実現する「Dispatch」というソフトウェアを改良し、新たにクラウドサービス上のスピード・サーバーに接続して爆速でインターネットに接続することを可能にしたのが「Switchboard」です。

Connectify - Turn your PC into a Wi-Fi Hotspot and Get Faster Internet
http://www.connectify.me/

Switchboard: Faster Internet for Mac & PC by Connectify — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/523076551/switchboard-faster-internet-for-mac-and-pc

Switchboardは既に商品化されているDispatchをバージョンアップしたもの。

複数の無線LAN・3G・4Gネットワークを束ねて爆速でインターネットに接続する「Dispatch」 - GIGAZINE


実際にDispatchを使った場合に通信がどんな風に変化するのか、ということは以下の記事から確認できます。

3G/4G・無線LANなど複数回線を束ねて安定した通信を実現する「Dispatch」の威力を確かめるために実測レビュー - GIGAZINE


Dispatchは非常に反響が大きかったのですが、使用したカスタマーから「Macと互換性がほしい」という意見や、「動画のストリーミングやアップロード、VPNアクセスのスピードアップも測ってほしい」という意見を得たため、さらなるパワーアップを決意。Connectifyはこれらの機能を実現するためにはこれまでと別のアプローチが必要だと考え、新たにソフトウェア開発とクラウドサービスの構築を開始。Skypeでの通話やDropboxへのアップロードも即座に行えるようにしたのがSwitchboardというわけです。

製品の詳細な説明などは以下のムービーから見ることができます。


こちらがConnectifyのブライアンさんとアレックスさん。


Switchboardは3G/4G・無線LANなど複数回線を束ねて高速の回線を実現するクラウドサービス。


利用の際はSwitchboardソフトウェアを使ってクラウド上のスピード・サーバーに接続すればOKです。


自動的にインターネット接続の帯域幅が合計され、よりスピーディーなインタネット環境が得られるようになります。インターネットのスピードは、接続している回線の処理能力合計の約95%にまでアップするとのこと。


こちらがConnectifyのサーバールーム。より多くの人にサービスを利用してもらうため、これから世界中にサーバーを構築する予定であり、そのための資金を現在募っている段階であるとのこと。


ということで、実際に複数の回線を使ってSwitchboardを利用してみます。


Switchboardを使ってDropbox上にファイルをアップロードしている様子は以下のムービーから見ることができます。

Faster Uploads to Dropbox and Google Drive on Vimeo


1つの回線のみに接続している場合、速度は0.02Mbps。


この状態ではファイルをアップロードするのにも非常に時間がかかってしまいます。


しかし、Switchboardを利用すると約16Mbpsにまで速度がアップしました。


ムービーをストリーミング再生している様子は以下から見ることができます。

Faster Video Streaming on YouTube, Netflix, etc. on Vimeo


Skypeでビデオ通話する時の映像も格段にスムーズに表示されます。

Skype Call Before and After on Vimeo


なお、Switchboardは現在実用化に向けて出資を募っている最中であり、1年間に月々10GBまで利用できるSwitchboardは60ドル(約6100円)、30GBのものは90ドル(約9200円)、40GBのものと発売前のベータ版にアクセスできる権利、オリジナルTシャツのセットは115ドル(約1万2000円)の出資でゲットできます。


なお、締切は日本時間の2013年6月14日12時です。



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