レアル・マドリーはパリ・サンジェルマン(PSG)のカルロ・アンチェロッティ監督に関心を寄せているが、彼らだけではなかったようだ。マンチェスター・ユナイテッドも、アンチェロッティ監督に興味を寄せていたという。フランス『パリジャン』が報じた。

これによると、引退を発表したアレックス・ファーガソン監督は、デイビッド・モイーズ監督の前にアンチェロッティ監督を優先させていたという。先週、ファーガソン監督がアンチェロッティ監督に電話で連絡し、後継者になることを提案したそうだ。

だが、アンチェロッティ監督はマンUからのオファーを否定している。いずれにしても、『パリジャン』は、レアルのこともあって、アンチェロッティ監督はオファーを断ったと報じた。

PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、契約満期の2014年以降もアンチェロッティ監督を続投させるという信頼を示していない。そのため、彼らは指揮官を失う恐れがある。ここ数カ月のオーナーの冷たさを感じ、アンチェロッティ監督はますますマドリッド行きへと向かっているようだからだ。

アル・ケラフィ会長はアンチェロッティ監督の放出を否定したが、フランスメディアが報じた同会長のコメントは、「カルロは大事だ。残ることを願っている」ととらえることもできれば、「絶対不可欠の人間はいない。プロジェクトとは一人の人間次第ではない」と解釈することもできる。

アル・ケライフィ会長は「彼には2014年までの契約がある。だが、彼がもしもいなくなったとしたら、問題だろうね」とも話した。状況を明確にするための話し合いが待たれる中で、やや混乱した状況にあるのだ。