ユヴェントスのアントニオ・コンテ監督は、しっかりと地に足をつけている。10日のセリエA第28節で、ユーヴェはカターニアに1−0と勝利した。2位ナポリは黒星。ユーヴェは勝ち点差を9に広げた。スクデット争いは決まったと考えるのは避けられないことだ。だが、コンテ監督はこう話した。

「我々が祝うのはこの勝利だけだ。自分たちのことだけを考えよう。リーグ戦はタフで難しく、ストレスのたまるものなんだ。あらゆる点でね」

「スタートを考えれば、去年は我々が3位に入っていたら、クラブはそれだけで大きく満足していただろう。目標はチャンピオンズリーグ(CL)出場だったからね。だが、我々は素晴らしいことを成し遂げた。今の我々は素晴らしいレベルで再びやれている。優勝候補としてスタートするのは仕方がないことだ。だが、連覇は決して簡単なことではないんだよ」

「今日の時点で計算はできない。我々は1試合ずつ考えていく。今はしっかりと回復しよう。今週はナポリ戦、CL、カターニア戦と、とても大変で疲れる一週間だった。明日は予定していなかったけど休みにしたよ。回復するためにね。毎週が勝負になるんだ。一つずつ積み重ねていかなければいけない。そして、うまく目標を達成したら、少しリラックスできるだろう」

そもそも、カターニアを倒すのは決して簡単なことではなかった。

「何としてでも勝ちたかった。最後まで信じてね。相手はとてもうまく組織をつくっていた。簡単ではなかったよ。相手は11人がボールラインの後ろにいたんだ。うまく配置されていた。(アレハンドロ・)ゴメスや(ルーカス・)カストロのような、カウンターがうまい選手たちを置いてね」

「すぐに均衡を破れたら、試合は違っていたかもしれない。だが、時間が経つにつれて難しくなるのは避けられないことだった。相手は今季のサプライズだ。だが、彼らの枠内シュートは1本だけだったよ。これは、我々がピッチを支配していたことを表している」

主役の一人となったのが、MFポール・ポグバだ。MFエマヌエレ・ジャッケリーニの決勝点において、決定的なプレーを見せた。

「前半の彼には満足していなかった。後半は大きなことをやってくれたね。だが、彼は成長しなければいけない。今やっていることを続けなければならないんだ。彼はしっかりした青年だけど、謙虚に続けなければ。すでにカンピオーネとなっているチームメートたちが手本だね」

コンテ監督は12日、テレビの前でCLに臨むミランを応援するようだ。それは、バルセロナがいなくなるから、というだけではないようである。

「ミランは素晴らしいチームで、とてもうまくやっている。復活したね。(マッシミリアーノ・)アッレグリ監督と、チームを若返らせたクラブの功績だ。リーグ戦においても、非常に恐れるべきチームだよ。私は彼らがCLで勝ち進むことを願っている。UEFAランキングのため、そして国全体の名誉のためにね。それに、我々イタリアの指揮官がとても鍛えられていることを示すことにもなる。私は、彼らのベスト8進出を願っている。彼らはそれに値する。実現したら、素晴らしいことだろうね」