キム・ヨナ、IOC委員になるには「ソチ五輪の出場」が条件=韓国
韓国のフィギュア選手、キム・ヨナが国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員になるためにはソチ冬季五輪への参加が必須条件になると、同国のメディアが30日に伝えた。
韓国では、2018年平昌冬季五輪の招致に大きく貢献したとして、キム選手のIOC選手委員選出に大きな期待が寄せられている。11月にはキム選手の大ファンだと称するオーストラリア人が「キム・ヨナをIOC委員に推挙しよう」とホームページで呼びかけて話題を集めたが、後に韓国人の自作自演だったことが判明したことがある。
キム選手のIOC選手委員選出に注目が集まる中、大韓オリンピック委員会が29日に報道資料で、IOC選手委員選出の手続きについて詳しい説明を行った。IOCの規定では現在選手委員を有する国は追加で候補を立てられず、また直前のオリンピックまたは選出が行われるオリンピックへの出場が条件となる。
現在、韓国は2008年にIOC選手委員に選出された元太拳道選手の文大成(ムン・デソン)氏が活動しており、キム選手がIOC委員に出馬できるのは文氏の任期が終わる2016年となる。さらに直前のオリンピックとなるソチ冬季五輪への出場が条件となる。
韓国メディアは「フィギュア女王としてキム・ヨナが持っている波及力」が平昌冬季五輪の招致活動で重要な役割を果たしたとたたえた上で、「キム・ヨナが2018平昌冬期オリンピックの招致活動を通じてスポーツ外交に目覚めた」と伝えた。
実際にキム選手自身も、新たな可能性を見つけたスポーツ外交官に魅力を感じているという。キム選手は28日のインタビューで「IOCはスポーツ界でもっとも響力がある。できれば挑戦して見たい」との心境を明かしていた。
ただ、今シーズンすべての大会を欠場しているキム選手は選手引退を否定しながらも「将来について考える時間が必要」と慎重な姿勢を崩していない。「ソチ五輪に出場すれば」との前提条件を満たすのはたやすいことではない。(編集担当:金志秀)
