ロート、「パンシロン」よりパウチ包装採用で錠剤タイプの胃腸薬を発売
現代社会においては、ストレスが原因で胃痛などの不具合を感じる人が多くおり、胃腸薬市場も全体で約600億円あるものの、2008年が647億円、2009年が629億円、2010年が588億円と、年々、縮小の傾向にある。その背景には、暴飲暴食の減少や、日常的に胃腸薬を使用しているユーザーの高齢化などが挙げられ、若い世代では胃腸薬に対する「苦い」、「まずい」というイメージなどから、胃の不具合を感じても胃腸薬を使用しない“胃腸薬離れ”が進んでいることが考えられる。
そんな中、ロート製薬 <4527> は今月、約50年間にわたって親しまれている胃腸薬ブランド「パンシロン」より、「パンシロンキュアS錠」を発売した。同商品は、「出すぎた胃酸を中和する」、「胃酸分泌を抑制する」、「胃粘膜を保護する」の3つの角度から対処する「トリプルアクション処方」でストレスや食べすぎによる胃痛、胃の不快感に効果を発揮する胃腸薬で、持ち運びに便利で手に取りやすいパウチ包装を採用。「粉薬が苦手」というユーザーからの声に応え、服用しやすい錠剤タイプとした。
1962年に誕生し、今も多くのユーザーに親しまれるロングセラーブランド「パンシロン」の新製品が胃腸薬市場の縮小と若者の胃腸薬離れに歯止めをかける一因となれるのか、注目したい。(編集担当:上地智)
