鬼才・石井隆の世界観がたっぷり味わえる特集上映が開催

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『GONIN』(95)や『花と蛇』(04)など、毎回独自のタッチで“男と女の情愛の果て”を描き続ける映画監督・石井隆。そんな石井監督の過去作を一挙に集めた特集上映「名美という名の女」が、最新作『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』の公開に併せて、10月2日(土)より銀座シネパトスにて実施されることになった。

【写真】『天使のはらわた 赤い眩暈』(88)

劇画漫画家としてデビューした後に映画監督になったという、ちょっと変わった経歴を持つ石井隆監督。漫画家の頃より、一貫して“男と女のどうにもならない情愛”、そして“情愛の果てに行き着く官能と凶行”を描き続け、その独創的な世界観はネオ・ノワールと称され、国内外で熱狂的支持を集めてきた。

ちなみに石井監督の作品は、ヒロインの名前が“名美”であり、名美と関係を持つ男が“村木”という苗字であるパターンが非常に多い。今回の特集上映では、このパターンに当てはまる作品がまとめて上映されるのだが、そこからは作品は違っても、同じテーマを追い続けようとする監督の凄まじい執念を感じ取ることができる。

石井作品を見たことがない人は、是非この特集上映でネオ・ノワールの世界観に触れて欲しい。そうしてどっぷり浸ったところで『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』を見れば、よりいっそう物語が楽しめること間違いないだろう。【トライワークス】

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