スパム(迷惑メール)は、世の中の動きを的確に反映すると言われている。そして昨今の経済不安は着実にスパムにも反映され、金貸し、おまとめローンなどのスパムが世界的に急増しており、セキュリティベンダーのG CDATA Softwareが注意を呼びかけている。



G Dataセキュリティラボの調べによれば、「金貸し」つまり「ローン」関連のスパムメールは、昨年10〜12 月には全体の3%にすぎなかった。それが今年1〜3 月には25%も増加し、全体の28%となった。

こうしたスパムの多くは英文メールなので、日本人ユーザーは読み捨てで済ませているため、被害に遭わなくて済んでいることが多かったが、今回は、日本でも、(CitiBank ではなく)「CityBank」や「三井住友銀行グループ」「三菱UFJ 信託銀行」の名を騙った日本語によるスパムが増えているので、注意が必要だ。

特に、おまとめローンや債務整理については、ローンを抱えているユーザーにとっては朗報に見えるため、うっかり信用してしまう可能性があるが、メールでの勧誘は絶対に信用してはならないだろう。

またフィッシングサイトの傾向としても、ファイナンス関連の偽サイトが上位にランクインしているので、併せて注意が必要である。

(編集部 真田裕一)

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