デジカメのプリントをするためにスマートメディアを持ち出して写真屋さんのプリント現像機に読み込ませたデジカメユーザーやデータファイルを知人に渡すためにUSBメモリを貸し出したユーザーは、ふたたび自分のパソコンで読み込ませる前にウィルスチェックをしているだろうか。
もし、何もしないで使っていたとしたら要注意だ。コンフィッカーと呼ばれるウィルスに感染している怖れがあるからだ。



コンフィッカーは、2008年後半に流行したオートランと同じく、Windowsの自動実行機能を利用して感染する。もちろんネットワーク経由でも感染するので、あらゆる侵入経路が危険である。

コンフィッカーの最終目的は、サイバー犯罪者の攻撃拠点としてのネットワーク「ボットネット」を作り出すことにあり、ユーザーのコンピュータはそのための足がかりとして使われることになる。

一度感染すると、「1234」とか「password」とかいう安易なパスワードしかかけられていないネットワークを通して感染を広げ、ボットネットを拡大していく。

他のウィルスをダウンロードしたり、送りつけたり、ユーザーを驚かせる広告を表示するスケアウェアを表示したりといった挙動をするが、昔のウィルスのように直接ユーザーに被害を与えないまま犯罪者の攻撃手段として利用されることになるため、ユーザーの責任が問われることになる。

感染を予防するために次の手段を講じることが推奨されている。

1)Windowsのアップデートを最新のものにする
2)ユーザーアカウントと共有ファイルのパスワードを複雑なものに変更する
3)ワクチンを最新の状態にし、ハードディスク全体をウイルススキャンする
4)USBメモリを使用する前にウイルススキャンをかける

(編集部 真田裕一)

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