配当利回り10%!高校生が経営する「若商株式会社」株主総会が開かれる。
福岡県北九州市若松区にある、若松商業高校で12月4日「株主総会」が行われた。
これは、高校生が授業の一環として行う模擬株式会社「若商株式会社」での今期の業績報告をするために開かれたものだ。
高校生の授業だからと甘く見てはいけない、相変わらず不景気な世間を尻目に運営は好調だったのだ。
若松商業高校では毎年、生徒たちが模擬株式会社を設立して実際に物販を行うという形で実習している。
今年は生徒439人が「若商株式会社」を設立、生徒会役員が会社役員となった。全生徒が出資金1株1000円を出資して株主となり、なおかつ会社の社員として弁当やドーナッツを販売した。
12月4日の株主総会で行われた決算報告では配当は1株当たり100円。配当利回り10%だった。
(12月5日『西日本新聞朝刊』による)
配当利回り10%というと超優良企業である。この秋10月末時点で日産自動車が利回り10%となっていたが、一般的には10年もの国債の利回りである1.4%前後が投資家からは判断の目安とされる。配当利回り10%に達する会社は注目に値するのだ。
模擬株式会社「若商株式会社」で短期的にでも会社運営を経験することで高校生たちは経営について学ぶことができる。
自分が株主ともなるので”会社の利益は配当金として株主に還元される”ことも実感するし、社員としても働くので、”会社が利益を出すには商品を売らなければならない”ことも身をもって知るのだ。
「現実社会ではそう簡単には行かない」と思ったとしたら、旧来の日本教育に染まっている可能性が大きい。
現代の日本ではこの利益を出すしくみがないがしろにされている傾向にあるのだ。多感な高校生の頃からこのしくみを実感すれば社会に出た時に自分の行動と利益が結びつくことをイメージしやすくなるはずだ。
アメリカではお金の運用について子どもの頃から教えるという。教えるといっても、話して聞かせる程度なのだろうが。日本では「子どもがお金の心配をするな」などと言われてきたものだし、今でも「お金に関して細かく言う」のは敬遠される傾向にある。
そんな日本の学校で高校生という時期に実際に会社の経営に関わり、利益をあげるしくみを学ぶこの模擬株式会社という教育方法は素晴らしいといえよう。
もちろん、他の学校でも様々な形でなされているであろう。その高校生たちがこれからの日本を変えていってくれることを期待したい。
(編集部:真紀和泉)
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これは、高校生が授業の一環として行う模擬株式会社「若商株式会社」での今期の業績報告をするために開かれたものだ。
高校生の授業だからと甘く見てはいけない、相変わらず不景気な世間を尻目に運営は好調だったのだ。
若松商業高校では毎年、生徒たちが模擬株式会社を設立して実際に物販を行うという形で実習している。
今年は生徒439人が「若商株式会社」を設立、生徒会役員が会社役員となった。全生徒が出資金1株1000円を出資して株主となり、なおかつ会社の社員として弁当やドーナッツを販売した。
12月4日の株主総会で行われた決算報告では配当は1株当たり100円。配当利回り10%だった。
(12月5日『西日本新聞朝刊』による)
模擬株式会社「若商株式会社」で短期的にでも会社運営を経験することで高校生たちは経営について学ぶことができる。
自分が株主ともなるので”会社の利益は配当金として株主に還元される”ことも実感するし、社員としても働くので、”会社が利益を出すには商品を売らなければならない”ことも身をもって知るのだ。
「現実社会ではそう簡単には行かない」と思ったとしたら、旧来の日本教育に染まっている可能性が大きい。
現代の日本ではこの利益を出すしくみがないがしろにされている傾向にあるのだ。多感な高校生の頃からこのしくみを実感すれば社会に出た時に自分の行動と利益が結びつくことをイメージしやすくなるはずだ。
アメリカではお金の運用について子どもの頃から教えるという。教えるといっても、話して聞かせる程度なのだろうが。日本では「子どもがお金の心配をするな」などと言われてきたものだし、今でも「お金に関して細かく言う」のは敬遠される傾向にある。
そんな日本の学校で高校生という時期に実際に会社の経営に関わり、利益をあげるしくみを学ぶこの模擬株式会社という教育方法は素晴らしいといえよう。
もちろん、他の学校でも様々な形でなされているであろう。その高校生たちがこれからの日本を変えていってくれることを期待したい。
(編集部:真紀和泉)
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