[6.21 W杯G組第2節 ニュージーランド 1-3 エジプト]

 北中米W杯は現地時間21日、G組第2節のニュージーランド代表対エジプト代表を行い、エジプトが3-1の逆転勝利を収めてグループ首位に浮上した。26日に行われる第3節でニュージーランドはベルギー、エジプトはイランと対戦する。

 15日の第1節でニュージーランドはイランと2-2、エジプトはベルギーと1-1で引き分けており、とも勝ち点1を獲得して迎えた第2節。4時間前に終わった同組のベルギーvsイランは0-0のドローに終わっており、最終節を優位な立場で迎えるためにも、両チームともに勝ち点3を獲得したい一戦となった。

 勢いを持って試合に入ったのはニュージーランド。7分にFWクリス・ウッド、DFリベラト・カカーチェとつないだボールからMFサープリート・シンがフィニッシュ。さらに14分には左サイドから豪快に運んだMFマルコ・スタメニッチのスルーパスからPA内に走り込んだMFイライジャー・ジャストが左足で狙った。

 すると、ジャストの際どいシュートで得たCKからニュージーランドが先制に成功。15分、DFティム・ペインが蹴り出したCKをDFフィン・サーマンが打点の高いヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。

 エジプトは前線にFWオマル・マーモウシュ、MFモハメド・サラーと強烈なアタッカーを擁するが、2人に良い形でボールをなかなか届けられない。しかし、徐々にボール保持率を高めると、27分にはMFエマム・アシュールの落としを受けたマーモウシュが右足のシュートを枠内に飛ばすが、GKマックス・クロコンブに阻まれてしまった。

 1-0のまま後半を迎えると、マーモウシュを中央から左、アシュールを左から右、MFモスタファ・ジコを右から中央へと配置を変えたエジプトが圧力を強める。しかし、7分にニュージーランドに追加点の好機。左サイドからスタメニッチが送ったクロスに走り込んだMFカラム・マッコワットが巧みにヘディングで合わせる。しかし、枠を捉えたシュートは好反応を見せたGKモスタファ・ショベイルに弾き出されてしまった。

 すると、13分にエジプトがニュージーランドゴールをこじ開ける。右サイドに開いたDFモハメド・ハニーが鋭いクロスを供給すると、走り込んだジコがヘディングで合わせてネットを揺らし、同点に追い付いた。さらに22分、右サイドでボールを受けたサラーがジコとのワンツーでゴール前に侵入すると、左足ダイレクトでゴールに流し込み、エジプトが逆転に成功する。

 完全に主導権を握ったエジプトは37分、サラーが蹴り出した左CKをニアサイドのFWマフムード・トレゼゲがヘディングで叩き込み、3-1の逆転勝利。4回目の出場となるエジプトは、ここまで3分け5敗と未勝利だったが、歴史的なW杯初勝利をつかみ取った。