チュニジア代表DFアリ・アブディが0-4で敗れた日本代表戦後、チュニジアサッカー連盟(FTF)やサブリ・ラムシ前監督への批判を語った。フランスメディア『RMCスポーツ』や中東メディア『アルアラビ』が伝えている。

 チュニジアはAFCON(アフリカ選手権)でベスト16敗退に終わるとサミ・トラベルシ監督を解任し、今年1月にラムシ監督の就任を発表。AFCONで主将を務めたMFフェルジャニ・サッシといったベテランが複数外れるメンバー変更が敢行されてW杯に臨んだ。

 しかし、W杯初戦でスウェーデンに1-5の大敗を喫するとラムシ監督も解任。エルベ・ルナール監督を緊急招聘する劇薬を投下して日本戦に臨んだが、0-4で敗れて最終節を前にグループリーグ敗退が決まった。

 日本戦後、アブディは『beINスポーツ』のインタビューに応じて「サポーターの皆さんには謝罪したい」としつつ、「我々に起きていることが理解できない」と不安定な体勢を批判。「僕らは練習する時間がない。課題を修正する代わりにすべてを壊して毎回イチから作り直している。一緒にプレーしたことが一度もない選手とW杯に臨んでいる。力のあるチームを構築するには時間と安定さが必要だ」と訴え、監督交代が続いている点や前監督の選手選考に不満を述べた。

 アブディは感情的になりながら「相手は何年間も準備してきたが、僕らはわずか数試合をするだけだ。W杯の準備ができるわけがない」と吐露。ルナール監督には感謝した上で、「(敗退が決まった)今なら改革は可能だ。ベテランをチームから外すことも可能。AFCONもあるしね。しかし、W杯1か月前の改革は無茶だ。しかも僕らは4年間にわたって安定した戦力を維持してきた強豪国と対戦することになるんだから」とFTFや前監督への怒りを示した。