見事な守備で最終ラインを引き締めた冨安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 2026年6月20日(日本時間21日)、日本代表が北中米ワールドカップのグループステージ第2戦でチュニジアと対戦した。ワールドカップ本大会通算1000試合目のメモリアルマッチに臨む日本のスタメンは以下の通りだ。

 システムは3-4-2-1で、GKは鈴木彩艶、3バックは冨安健洋、板倉滉、伊藤洋輝。2ボランチは佐野海舟と田中碧で、右ウイングバックは伊東純也、左ウイングバックが中村敬斗。2シャドーは堂安律と鎌田大地、そしてCFは上田綺世だった。

 3分に鎌田のヒールショット弾で先制した日本は、その後もアグレッシブな姿勢を崩さずに果敢に攻めた。この日は上田が攻撃の起点と機能し、10分までに複数回チャンスを作った。

 20分過ぎになるとチュニジアに押し込まれる時間帯もあったが、守備陣が奮闘。チュニジアの“10番”メジブリを封殺し、相手の攻撃を停滞させた。なかでも素晴らしかったのは、冨安のディフェンスだ。
 
 メジブリのポジションに目を光らせ、危険なエリアに侵入してきたらガツっと止める。27分に見事なマンマークでメジブリの動きを止めたプレーは鳥肌ものだった。

 31分に上田のゴールで2−0とした日本は安定した戦いぶりで前半を終えると、後半も落ち着いた試合運びを魅せた。

 やはり光っていたのは冨安だ。48分に鎌田に鋭い縦パスを入れれば、守備面でことごとく1対1を制す。冨安の守備を嫌ってか、メジブリが冨安と逆サイドにポジションチェンジしたのはなんとも印象深かった。

 その後、伊東と上田のゴールもあり、日本はチュニジアに4−0と快勝。個人的なMVPは得点者の鎌田でも上田でも伊東でもなく、75分のシュートブロックも完璧だった冨安だ。この日の彼は間違いなく”スーパートミ”だった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)

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