独特なデザインのスマートフォンやヘッドホンなどが人気を集めるNothing Technologyが、メモリの高騰でCMF Phoneシリーズの次世代モデルを2026年中に販売することを断念したことを明かしました。

Nothing effectively kills CMF Phone due to RAM costs

https://9to5google.com/2026/06/19/nothing-cmf-phone-ram-costs/

Nothing cancels this year’s CMF phone due to RAM prices | The Verge

https://www.theverge.com/gadgets/953066/nothing-cmf-phone-delayed-ram-prices

Nothing TechnologyはサブブランドのCMFを展開しており、この中でCMF Phoneシリーズを提供しています。CMF PhoneシリーズではこれまでCMF Phone 1とCMF Phone 2 Proが提供されており、日本で2025年7月に発売されたCMF Phone 2 Proは、5000mAhのバッテリーと8GBのメモリ、4カメラシステムを搭載していながら、販売価格は税込4万7800円からと非常にお手頃です。



CMF Phoneシリーズの最新モデルであるCMF Phone 2 Proが発売されてから1年以上が経過しているため、ユーザーからは次世代モデルの発売時期についての問い合わせが殺到していると、Nothing Technologyの共同創業者のひとりであるAkis Evangelidis氏が明かしています。

同氏は自身のXアカウントで、「ユーザーの皆様から次期CMF Phoneの発売時期についてたくさん質問をいただいていますが、いつものように透明性を保ちたいと思います。CMF Phone 2 Proは、私たちが非常に誇りに思う製品です。MKBHDから年間ベストバジェット(コスパ)フォン賞を受賞しただけでなく、皆さんからの反応がそれをさらに特別なものにしました。後継機の開発を進めていましたが、現在のメモリ価格の状況では、CMFらしい価格で本物の進化を感じさせる端末を作ることができません。そのため、2026年は新しいCMF Phoneを発売しないことに決めました。誇りに思えないものを出荷するよりも、率直に現状をお伝えしたいと思います。とはいえ、CMFブランドからは2026年も楽しみなデバイスをたくさんリリースする予定です。いくつかの新製品の発売だけでなく、全く新しいカテゴリの製品も予定しています。近日中に詳しくお知らせします!また、Nothingブランドのスマートフォンの発売シーズンはまだ終わっていません。もうすぐです。続報をお楽しみに」と投稿し、CMF Phoneの次世代モデルを2026年内に販売しないことを明らかにしました。





Evangelidis氏は2026年6月時点の市場価格でCMF Phone 2 Proを発売するなら、販売価格は元の50%高くなると付け加えています。





なお、Nothing Technologyのカール・ペイCEOも、つい数日前にメモリの高騰により「スマートフォンの価格はさらに上がる」と発言したばかりです。

NothingのCEOが「スマホの価格はさらに上がる」と予想、高騰するメモリが一部モデルで価格の半分以上を占める事態に - GIGAZINE