「冨安の穴を埋めるのは彼しかいない」W杯出場が確実かと思われたドイツ古豪の21歳DFがまさかの落選危機
ボルシアMGの21歳DF高井幸大である。
2024年9月、当時20歳になったばかりのCBは、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の中国戦で日本代表デビュー。同予選では4試合に出場し、堂々たるパス裁き、192センチの長身を利した空中戦、1対1の強さに惚れ惚れした。
一時はアジア最強DFとも評された冨安は怪我で計算が立たず、アジア最終予選では出場ゼロ。W杯でプレーできるかは不透明な状態が続いていたため、その穴を埋めるのは、彼しかないと考えていた。
冬にボルシアMGへのレンタル移籍を決断したのは、当然の流れだ。そのドイツの古豪でようやく欧州デビューを果たし、W杯に向けてようやく準備が整ったかに思われた。
残念ながら、発熱性胃腸炎のために欠場となってしまったが、2月に現地で視察した
森保一監督は帰国後、この若き守備者について、こう期待を寄せていた。
「トッテナムではなかなか出場機会に恵まれなかったですけど、怪我が回復してコンディションも上がって、ボルシアに行って試合にも出ている。ここからシーズン最後まで、コンディションを整えてもらって、いい経験を積んで、彼はまだまだ伸び盛りなのでさらに力をつけて、最後に代表の戦力としてより考えていけるような力を見せてほしいなと思います」
だが、そんな指揮官の思いとは裏腹に、再度の怪我で3月の英国遠征は招集外に。W杯に向けて、最後のアピールのチャンスを逃した。
復帰後もクラブでスタメンの機会は訪れず、終盤投入が続いており、正直に言ってW杯のメンバー入りはかなり微妙な状況だ。
CB陣では、谷口彰悟、渡辺剛、伊藤洋輝が当確、鈴木淳之介が有力で、残り2〜3枠を高井、冨安、板倉滉、瀬古歩夢、安藤智哉、橋岡大樹らが争う構図となっている。
劣勢の高井が選出されるかどうかは、冨安や板倉のコンディション次第になるかもしれない。
文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「まじかよ!」「信じられない」伝説FWイブラヒモビッチの“衝撃変貌”に世界騒然!「お願いだからAIだと言ってくれ」
