練習器具にヒミツあり? 30歳を過ぎて2年連続Vの永峰咲希は右ヒジが体の正面から外れない「再現性の高いスイング」【大西翔太のHOTSHOT】
【連続写真】並べてみると分かりやすい! 再現性の高いシンプルなスイングを見て学ぶ
◇「アクサレディス」で今季初、通算4勝目を挙げた31歳の永峰咲希。昨季は「資生堂・JALレディス」で5年ぶりに優勝を挙げており、自身初の2年連続優勝を果たした。30歳を過ぎてからゴルフに磨きがかかっている。永峰の強さのヒミツを大西コーチが解説する。「スイングが以前より、シンプルになっています。より狙ったフェードボールを打っていると感じます」とスイングの変化によりショットの精度が高まっているという。注目する点はダウンスイングだ。「手元が体の近くを通ってきます。以前はもう少し手元が体から離れるイメージがあったんですけど、いまはほぼありません。手元が体から離れると再現性は落ちやすくなります。永峰選手のスイングを見ると、アドレス時の体と右ヒジの関係とインパクト時のそれがほぼ同じです」と、いわゆる上げて下ろすシンプルな動きである。練習場でボールを打つ永峰を見ると、なにやらベルトのようなものを腰に巻き、そこにつながった輪を右ヒジあたりに着けている。永峰に聞くと「右ヒジが常に体の正面にあるイメージを作っています」とその効果を教えてくれた。その練習を見た大西コーチはうなずく。「こういう練習をしているからこそ、シンプルなスイングができるのです。バックスイングで右ヒジが体の後ろに動いたり体から離れると、インパクト時に元の位置に戻す動きがやりづらくなるので、再現性は落ちます。常に右ヒジが体の正面にいるイメージを作ることで、試合中でも再現性が高いスイングを発揮できます」。グローブやタオルを挟んでワキが開かない練習は昔からある。「ワキに挟んだモノを落とさないようにすれば、右ヒジが体の正面から外れにくくなる効果はあります。ただ、永峰選手が使っている器具は、ベルトと輪は少し離れるので、より実際のスイングのイメージを出せます」と最新の練習器具が永峰のスイングの完成度を高めている。「ちなみに私が監修した練習器具の中にも、『SHO-BAND』という同じようなタイプのものがあるので、ぜひみなさんもお試しください」と永峰と同じような練習を体感が出来る器具をオススメしてくれた。■解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務め、24年からは安田祐香のコーチングも行っている。16年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。ゴルフをメジャースポーツにと日夜情熱を燃やしている。プロゴルファーの大西葵は実の妹。YouTube『大西翔太GOLF TV』も好評で、著書『軽く振ってきれいに飛ばす!! 飛距離アップの正解』が発売中。大西翔太プロデュースの練習器具「Sho_izm(ショーイズム)」シリーズ(朝日ゴルフより全国のゴルフショップにて販売中。豊富な知識を生かして、今年はテレビ解説も行うなど活躍の場を広げている。
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