「ダサい中年男性」はだいたい身に着けている“春夏の職場ファッション”ワースト3
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第562回をよろしくお願いします。
◆夏のクールビズ最新トレンド
夏の到来を感じさせる暖かい気候の昨今。活動的で明るい気分になりがちな反面、世のサラリーマンを悩ませるのは「衣替え」。
ジャケットを脱いだ「クールビズスタイル」にマンネリを感じている人も多いのではないでしょうか。
◆ポロシャツをどうするか?
さてまずはクールビズスタイルの核アイテムである「ポロシャツ」。90%以上のサラリーマンが夏の出勤着として愛用していることでしょう。
そんなポロシャツもきちんとトレンドがあることを承知しているでしょうか。10年くらい同じようなポロシャツを着まわしていませんか? ここでは「ダメ」「普通」「最高」の3段階で解説しましょう。
◆ダメなポロシャツは…
・ドライカノコポロシャツ 2990円
まずはこちら。はっきり言ってこれをビジネス用のポロシャツとして選んでいる人は要注意。オジサン臭い印象になりかねません。
最初に言っておきますが、このアイテムがダメなのではなく「ビジネスでこのポロシャツを使うのがまずい」という意味です。カジュアルでこれを着用する理由はよくわかるし、通気性・肌あたり・シルエットともに高い水準だとは思います。
しかしながら、ビジネスでこうしたスポーツポロを着用するのはきまって古いおじさん世代。まだ機能繊維の快適なポロシャツもさして流通してなかった、クールビズがまだ浸透しておらず専用商品が開発されず「既存の着心地の良いポロシャツを流用するしかなかった」時代にこれを選んだ人が多いのです。
今では着心地も見た目もビジネススタイルに合っていると言われると100%間違っていると断言できます。では令和の現代では何を選ぶべきなのか?
◆普通のポロシャツは…
・エアリズムカノコポロシャツ/ボタンダウン 2990円
丸の内あたりのビジネス街を歩いているとよく見かけるのがこちら。それなりに着こなしに対してリテラシーがある方は上のカノコポロではなく、このエアリズムポロを選んでいます。
まず、着心地は上述のポロシャツと比べると段違い、接触冷感や通気性など炎天下の中動き回るビジネスシーンにおいて優秀な機能性を誇ります。加えて襟。台襟と呼ばれるシャツにあるパーツが付属されています。この台襟がないとネクタイを締める隙間がないので「台襟がある方がフォーマル」とされています。
当然、「ルール」というだけでなく印象も台襟がある方が明らかにフォーマル。襟が寝ている上述のドライカノコポロだとどうしてもこのフォーマル感が出せないので今のビジネスマンで選ぶ人はいないのです。
もっともここ10年くらいでようやく浸透したものなので、古くにクールビズのスタートを体験したおじさんたちが知らないのも然もありなん。印象は激変しますから、ぜひこれらおじさん世代にも取り入れていただきたい。
◆最高のポロシャツは…
・ウォッシャブルニットポロセーター 2990円
そして「最高」がこちら。最近はクラシックなポロシャツが好まれる傾向にあります。台襟こそないものの、こちら襟のサイズが大きく、何よりハイゲージのニット素材。
ドレスウェアのインナーに使うのはエアリズムやカノコポロなどではなく、本来「シャツとハイゲージニット」です。このクラシカルな雰囲気と光沢感がいつものクールビズスタイルを一層おしゃれに引き立ててくれます。
