「同じ打者に同じことをやられている」なぜ日本ハムはオリックスに3タテを食らったのか 球界OBの考察「ここで失敗しているようでは今のオリックスには勝てない」

日本ハムは現在5位と歯車がかみ合っていない(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
開幕前から期待されていた日本ハムが苦しんでいる。週末のオリックス3連戦を3連敗、首位オリックスに5.5差の5位となっている。
開幕後1か月が経過、開幕直後は本塁打を量産するなど調子の良さが伝えられたが、現在の日本ハムに何が起きているのか。球界内から考察の声が上がっている。
【プロ野球解説】中日が遂に3連勝!痛かった”守護神キハダの出し惜しみ”/日本ハム4連敗「新庄監督は相手のメンタルも把握してサインを出す」スクイズ2発も失敗/DeNA牧が負傷離脱で打線チグハグ…
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は4月26日に自身のYouTubeチャンネルに「【プロ野球解説】中日が遂に3連勝!痛かった“守護神キハダの出し惜しみ”/日本ハム4連敗「新庄監督は相手のメンタルも把握してサインを出す」スクイズ2発も失敗/DeNA牧が負傷離脱で打線チグハグ…」と題した動画を更新。週末の各球団の戦いぶりを振り返っている。
週末のオリックスとの3連戦で高木氏がキーになったと見るのは24日の初戦2回の攻防だった。
相手先発は防御率0点台と好調なエスピノーザ、日本ハムは初回に郡司裕也の適時打で1点を先制。
さらにたたみかけたい2回は無死一、三塁の場面で水野達稀がセーフティスクイズを試みるもファウルフライトとなりアウト。さらに一死一、三塁から浅間大基も初球スクイズを失敗、ヒッティングに出て空振り三振に倒れた。
ダブルでセーフティスクイズを試みた場面には「最初に杭を打ちたかったと思う」と新庄監督の心情を想像しながら「ここで失敗しているようじゃ今のオリックスには勝てない」ときっぱり。やるべきことをやらないと勝利には結びつかないとした。
そして初戦を2−3で落とすと2戦目は先発に北山亘基を立てて戦う。
この試合、高木氏が目を向けたのは「同じ打者にやられている」という点だった。
初戦の試合も「西川がチャンスを広げ、太田が返すんだよ」と2人がキープレイヤーになったとしながら、北山先発の2戦目もオリックスは初回一死一塁から西川龍馬が右翼線への安打でチャンスを広げると一死一、三塁から太田が先制の適時二塁打をマーク。
5回も二死一塁から西川がセンターへの安打で二死一、二塁の形を作ると太田が適時二塁打で1−3と勝ち越しを許した。
この場面に関して「同じことをやられている」として「初回でもそうだし (この試合は)西川が3安打 太田が3安打3打点」と2選手がオリックス得点の起点になっているとしながら、「日本ハムの投手陣が同じようにやられている」とした。
西川、太田ともに好打者であることを認めながらも「北山がどうのこうのというより 同じ打者にやられないような仕組み」「攻めをしないとオリックスには勝てないかな」と総括。
さらに3戦目に打ち込まれた有原航平は開幕カードでソフトバンクが仕掛けてきた対左打者オーダーに苦しんでいるとしながら、ファーム調整が決まったことで巻き返しを期待した。
パ・リーグ首位を走るオリックスにしても故障者が続出、決して万全ではない。まだまだ各球団が団子状態とあって、ここから抜け出す球団が出てくるか。引き続き、混パに注目が集まっていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
