加藤清史郎主演、萩原護、奥野壮ら共演 此元和津也原作『スピナーベイト』6月より放送
加藤清史郎主演ドラマ『スピナーベイト』が、6月よりフジテレビ(関東ローカル)で放送されることが決定。あわせてキービジュアル第1弾と場面写真が公開された。
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本作は、漫画『セトウツミ』やアニメ『オッドタクシー』のオリジナル脚本、『シナントロープ』『ホウセンカ』の原作・脚本などを手がける此元和津也の漫画『スピナーベイト』(幻冬舎コミックス刊)を実写ドラマ化する青春クライムサスペンス。
さえない男子高校生・三井宏太(加藤清史郎)は、親友の内新次郎の誘いでフィッシング部に入部。町の秩序を守る正義の味方と聞いていたが、その実態はヤクザが元締めをする恐喝まがいの自警団“スピナーベイト”だった。強引に犯罪を取り締まり、稼いだポイントによって絶対服従の序列が決定する中、三井は未だゼロポイントのまま、鬱屈した日々を過ごしている。同じ頃、町を揺るがす連続殺人事件が発生。三井の前に、殺人犯の手帳を拾ったという不審な男が現れ……。
主人公・三井宏太を演じるのは、現在放送中の『君が死刑になる前に』(読売テレビ・日本テレビ系)地上波連続ドラマ初主演を務めている加藤。また、自警団「スピナーベイト」のメンバーには、萩原護、奥野壮、高橋侃、伊藤あさひ、桃児、吉澤要人が名を連ねた。
監督を務めるのは、広告作品を多数担当した後、2021年から監督業を開始し、縦型短編映画『娯楽』でTikTok TOHO Film Festival 2022 サードアイ賞を受賞した平瀬遼太郎。本作が連続ドラマ初作品となる。脚本は『顔に泥を塗る』(テレビ朝日系)、『世にも奇妙な物語 '23 夏の特別編「小林家ワンダーランド」』(フジテレビ系)、『僕だけがいない街』(Netflix)などの大久保ともみがメインで執筆する。
公開されたキービジュアル第1弾では、三井宏太(加藤清史郎)を中心に自警団「スピナーベイト」のメンバーが取り囲む様子が切り取られており、場面写真では、坂を駆け上る宏太郎の姿などが確認できる。
■コメント・此元和津也(原作)スピナーベイトは、時間を経て自分の手を少し離れた作品でもあります。そんな物語と、ドラマという新しい形であらためて再会できることを嬉しく思います。登場人物たちの青さや痛み、危うさが、映像の中でどんな輪郭を持つのか、今から楽しみです。
・加藤清史郎(三井宏太役)荒い波に揉まれ、飲まれながら、此元和津也さんの『スピナーベイト』という海を主人公 三井宏太として泳げることをまず本当に本当に嬉しく思います。今回のお話をいただいた時、私事ではありますが、現在放送中の主演作品のお話をいただいたタイミングとほぼ同時だったこともあり、「あの此元和津也さんの『スピナーベイト』で、ぼ、僕が主演ですか⁉⁉」と、とにかく驚いた覚えがあります。あ、此元さん、向田邦子賞おめでとうございます‼‼(タイムリー過ぎたので、笑)この世という海の泳ぎ方は、その方法もスピードも本当に人によってそれぞれ、様々だと思います。『スピナーベイト』に出てくる人物、そして三井の葛藤と彼自身のダサさを見て人との関わりが軽薄化しているこの海の泳ぎ方の何かに昇華していただけるのなら、それほど嬉しいことはありません。
・萩原護(内新次郎役)内新次郎役で参加させていただきます、萩原護です。原作が持つドライな質感や、独特な緊迫感を体現出来たらいいなと思っています。面白いと思って頂けるドラマになるよう精一杯努めます。楽しみにしていてください!
・奥野壮(寺山大輝役)ドラマ『スピナーベイト』寺山役で出演させていただきます。奥野壮です。学生の話ですが、学生の範疇を超えたトリッキーな作品です。寺山は亀貝や英ニ、スピナーベイトメンバーといろんな立場の人間と対峙する役で、その時々に見せる顔が変わります。時にリーダーであり、時に下っ端になる。そんな役どころです。原作を大事にしながら僕なりに寺山に向き合いました。面白いドラマになっていると思います。是非ご期待ください!
・高橋侃(玉城剛志役)玉城剛志役を演じます高橋侃です。『シナントロープ』に引き続き2作目の此元和津也さんの原作に携われる事、とても嬉しく思います。『スピナーベイト』は自警団的部活、暴力と犯罪。そして、青春群像劇。暴力と犯罪、そんな役どころを担わせて頂いております。此元和津也先生の脚本の魅力を存分に伝えられる様キャスト、スタッフの皆さんと日々、絶賛撮影中です。今回も面白いです。お楽しみに。
・伊藤あさひ(清野隆弘役)清野役を演じさせていただきました伊藤あさひです。清野は、他の「スピナーベイト」のメンバーと比較しても異質な存在で、原作を拝見した時も「なんなんだこのキャラクターは。」と思い、良い意味で「なんなんだ」の部分を生かして、そのまま自由に演じさせていただきました。よく正義の対義語について議論される事がありますが、今作を通しても改めてとても考えさせられました。サスペンス的な要素と共に、この作品が持つメッセージもご覧いただく皆様に受け取っていただけたら幸いです。
・桃児(火原蓮役)火原蓮役を演じました、桃児です。自我が確立されるタイミングというのは誰しもあって、その分岐点を傍観していたいと常々思っておりますが、スピナーベイトメンバーに関してはすでに形成されたものと、まだされていないものが入り混じった集団のように見えました。自我の形成がされていない人間が、このような集団に入ることの恐ろしさと、そんな奴らが同じ方向を向いて行動することに好奇心をおぼえました。僕が演じた火原に関しては圧倒的に未熟で、何者でもない、虎の威を借る狐です。人の弱さや、哀れさ、おかしさを人間的な趣として体現できていれば嬉しいです。
・吉澤要人(高橋泰人役)高橋泰人役を演じさせていただきます、吉澤要人です。高橋という人物との出会いはとても強烈でした。口数が少ない分、彼の発する一つひとつの言葉に刺激があり、演じていてとても楽しいです。これまで演じたことのない役柄で、日々挑戦を重ねながら、監督やキャストの皆さんに支えていただきつつ撮影に臨んでいます。今を生きるすべての方に観ていただきたい作品です。ぜひご覧ください。
・平瀬遼太郎(監督)はじめて原作を拝見した時、勝手ながら自分の「青春」を見ているように感じました。学校という社会の中での経験が、必要な時間だったと今になって思えますが、当時の将来への不安や苦悩、そして、現状を変えたいのに踏み出す勇気が出ないジレンマは、深刻で胸が締め付けられる物であり、うまく処理できないものです。その拙さとあがきこそが「青春」なのだとこの作品を通してお届けできればと思います。原作の此元先生、主演の加藤さんをはじめとしたキャスト・スタッフと共に紡ぐ本作。観てくださるひと時が誰かの「青春」の助けや救いになれるよう一同駆け抜けてまいります。ぜひ放送までお待ちください。
・大久保ともみ(脚本)平凡な男子高生がとある出来事をきっかけに足を止め、自分の今までと今からの生き方を考える……。大人に一番近い子供にだからこそ見えてしまう歪で暴力的で残酷な世界。諦めているものの、でもどこかで希望を求めている。暴力の影に潜む心の弱さや、選択の重さ。もちろん此元先生原作がゆえの絶妙な「仕掛け」も散りばめられています。最後まで油断できない作品になっていると思います。ご期待ください!(文=リアルサウンド編集部)
