混戦極まるファイナルシリーズ進出争い、大事な一戦を任された長身雀士が一発で試合を決めた。「ZOZOTOWN Mリーグ2025-26」セミファイナルシリーズ、4月24日の第1試合はセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)が終盤に混戦を抜け出す親跳満ツモでトップ。ポストシーズン個人2勝目を挙げた。

【映像】渾身の一撃!竹内元太、試合最終盤で決めた親跳満

 この試合は東家から赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)、TEAM雷電・本田朋広(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、竹内の並びで開始。序盤は佐々木が一人沈み、三者で主導権を奪い合う展開。微差の3着目で迎えた東4局1本場、竹内は先制リーチを掛けるも本田へ5200点(+300点)を放銃し、そのままのポジションで南場へ。

 南2局1本場、竹内はトップ目の本田から満貫をアガり、本田と同点トップで南3局へ。ここでは本田が佐々木から1000点をアガり、単独トップに浮上されてしまう。

 トップ目から3着目のたろうまで2500点という僅差で迎えた南4局、先にテンパイを入れたのは本田で、平和のテンパイをダマテン。竹内はすぐさま追いつき、二・五万待ちで先制リーチ。このタイミングでリーチをかけていなければ、たろうが本田へ放銃して試合が終わっていた可能性が高かった。

 この1牌の差が大きな結果を生む。竹内は一発で五万をツモ。リーチ・一発・ツモ・平和・赤・ドラの親跳満、1万8000点が完成し抜け出した。その後も加点に成功した竹内は、+74.0の大勝を収めた。

 これで竹内はポストシーズンではトップ・ラス・トップ。試合後、笑顔で「(リベンジ)しましたね!ホッとしました」とコメント。南4局の親跳満については「アガリトップ条件のたろうさんと本田さんがいるので相当手が良くないとキツいと思っていたので、たまたま手が入ってくれて本当にラッキーでした」と振り返った。その後の連荘については「チームに迷惑をかけているので、放銃するまではやめないぐらいの気持ちでいましたね」。

 各チームの主力を相手に、シビれる状況で勝ち切った竹内。「最高っすね!こんなに強いメンバーと打てて、こんなにヒリつく勝負ができるのは人生でそんなに多くない。本当に集中して、心から楽しんで、最高の麻雀を打ちたいと思っていました」と語り、「(来週も)楽しい毎日が続きますからね」と続けた竹内。その様子は、少年のようだった。

【第1試合結果】

1着 セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)5万4000点/+74.0
2着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)2万2400点/+2.4
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)1万2300点/▲27.7
4着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)1万1300点/▲48.7

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)