使っていないクレジットカードも不正利用される 「マスターアタック」被害相次ぐ 使わないなら解約、こまめな明細確認を

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クレジットカードを1人で複数枚持つことは、もはや一般的なスタイルです。
一方で、カードの不正利用の被害額も年々増加していて、2025年は約510億円余りに達しています。

中でも、ここ数年で特に増加している手口で被害に遭ったという女性に話を聞くことができました。

熊本県に住むカードが不正利用された人:
金庫に置いてあったクレジットカードから勝手に引き落とされていたことがあった。

金庫にしまい使っていなかったカードで起きた不正利用。
その手口は、全てのカード利用者が被害者となり得るものでした。

大阪府に住むカードが不正利用された人:
本当に全く使っていない。(カードを)封書の状態で棚に置いて保管していた。

カード会社から説明された手口は、クレジットカードそのものからデータが抜き取られるスキミングなどとは異なるものでした。

大阪府に住むカードが不正利用された人:
「クレジットカードのマスターアタックという手法で被害に遭ってしまうことが増えている」と。

熊本県に住むカードが不正利用された人:
マスターアタックとかそういう言葉知らなかったので…。

「クレジットマスターアタック」という方法は、何者かがカード番号やセキュリティーコードなどの数字をコンピューターで大量に生成。

その1つ1つを全てショッピングサイトなどに自動アクセスすることで、実際に使えるカード番号を割り出し、不正利用につなげるというものです。

以前からあった手口ですが手間と時間がかかるため、他の被害報告に比べ目立つものではありませんでした。

しかし今、弁護士事務所への被害相談も増加しているといいます。

橋下綜合法律事務所・溝上宏司弁護士:
コンピューターやAIの進歩・発展でクレジットマスターアタックを行う側にとって(手口に)かける費用・投下資本を非常に安く抑えることができるので、こういった犯罪が行いやすくなっている。

被害を防ぐためにはこまめに明細をチェックし、たとえ少ない金額でも身に覚えのない利用には注意を払うことが重要です。