「ゴールはまだまだ先」 横浜で熊本地震10年の復興コンサート、被災地に寄り添い続ける決意新たに

熊本地震の被災地の復興を支えた人々に感謝を伝える「ありがとうトークコンサート」が19日、横浜市の緑区民文化センターみどりアートパークで開かれた。同市港北区を拠点に活動する日本国際童謡館が、発災から10年を迎えたことを機に企画。参加者が今後も被災地に寄り添い続けることを誓った。
式典では、支援活動を続ける寛仁親王妃信子さまが「10年一区切りというが、ゴールはまだまだ先。これからも精進したい」と話された。発災当時の熊本県知事だった蒲島郁夫さんは「不可能を可能にするのは、逆境の中でも夢を持つこと。創造的復興を進めて10年がたった熊本をぜひ訪ねてほしい」と述べた。
コンサートには、同館館長で熊本出身の歌手大庭照子さんの呼びかけに応じたメンバーが参集。声楽家の三縄みどりさん、男声コーラスのボニージャックス、民謡・三味線の福島竹峰さんらが、ジャンルを超えた多彩な歌や演奏を披露した。熊本県の郷土芸能「山鹿灯籠踊り」も披露され、人気のくまモンも登場。最後は「ふるさと」を歌って早期の完全復興を願った。
鎌倉市の男性(54)は「毎年、熊本を訪れているが復興のスピードが早いと感じる。それを成し遂げた蒲島さんの力強い話に感動した」と話していた。