ダウン症の書家・金澤翔子さん、現在の仕事とは NHK「あさイチ」にVTR出演
ダウン症の書家として活躍した金澤翔子さん(40)が13日、NHK「あさイチ」(月〜金曜前8・15)にVTR出演。現在の生活を明かした。(※同番組では翌14日の放送で、番組で報じた内容について「誤りがあった」として訂正謝罪しました。以下、原稿内容に追記修正しています)
力強くダイナミックな書で国内外から高い評価を受けてきた翔子さん。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では公式アートポスター制作アーティストを務めた。
しかし、現在は書家を引退しているという。ナレーションで「書家として第一線を歩んできた翔子さんの今、それは喫茶店のホールスタッフです。去年、書家を引退しました」と紹介され、明るく接客する翔子さんの姿が映された。翔子さんは10年前から親元を離れて1人暮らし。買い物、料理、洗濯は自分1人でこなしている。
書家引退の裏には母・泰子さんの決断があった。泰子さんは「翔子は書けますけど、筆を買うこともできないし、紙も選べない。全然そういうことは分からない」と説明。「私が死んじゃったらヘルプができない。だから私がまだ決断できる時にやめて、翔子の本当に性に合った仕事は接客業だって分かってたから、きっぱりやめました」と明かした。
「(翔子さんが)最後までここにいてここでみんなに愛してもらってここで生きていくっていうのが私の終活。死んだ後を考えるのが障がい者を持った親の一番大きな仕事」と力を込めた。
<以下、追記>
今回の放送を受けて、13日、金澤さんの公式インスタグラムが「株式会社アトリエ翔子」の名義で更新され、「本日4/13(月)に放送されたNHK あさイチ番組内におきまして、金澤翔子が引退したとの誤った内容が放送されました。現在は、新たな作品制作は終了しましたが、展覧会の開催や、イベント等での揮毫(きごう)パフォーマンスは従来通り継続して作家活動を行っています」と引退を否定。「4/14(火)同番組内におきまして、お詫びと情報の訂正がございます」とし、関係者ならびにファンの皆様にはご迷惑とご心配をおかけしまして、お詫び申し上げます」と記した。
「あさイチ」は14日の生放送で、鈴木奈穂子アナウンサーが「昨日お伝えしました『障害のある人が大人になってから』の特集の中で、誤りがありました」と報告。「金澤翔子さんが書家を引退とお伝えしましたが、新たな作品の制作は終了しましたが、展覧会の開催やイベントでのパフォーマンスは行っており、作家活動は継続していらっしゃるということです」と説明。「金澤翔子さん始め、関係者の方々、ファンの皆様、大変失礼いたしました」と華丸・大吉とともに頭を下げた。
さらに「あさイチ」の公式サイトでも「4/13(月)にお伝えした『障害のある人が大人になってから』の特集で「金澤翔子さんが書家を引退」とお伝えしましたが、誤りがありました。新たな作品の制作はやめられましたが、展覧会の開催やイベントでの揮毫パフォーマンスは続けられており、作家活動は継続されています。金澤翔子さんはじめ、関係者の方々、ファンの皆さま、大変失礼しました」と同様の謝罪を行った。
