移住者も決意「再び島をミカン色に」周防大島みかんカレッジ入校式
かんきつの島、周防大島町でのミカンの出荷量はピーク時に比べて、40分の1近くまで減少しています。
その周防大島町で担い手を育成しようときょう(7日(、「周防大島みかんカレッジ」の入校式が行われました。
(高橋良アナ)
「去年7月に開校した周防大島みかんカレッジはこの春、2期生を迎えます。みかん栽培について、どのような思いを持っているんでしょうかQ=10JA山口県周防大島統括本部で行われた入校式には、30代から70代までの新入生15人など関係者およそ30人が出席しました。
「周防大島町のミカン産地を未来へと守り育てる一助となるべく努力を重ねる所存です」
県内最大のミカン産地、周防大島町、生産量は県全体のおよそ8割を占めています。
しかし、高齢化や後継者不足を背景に昭和40年代後半に年間8万トン以上あった出荷量は、現在、40分の1近くのおよそ2200トンまで大きく減少していて、耕作放棄地も増加しています。
このため新規就農者の確保や産地の維持を目指して去年7月に開校したのが、「周防大島みかんカレッジ」です。
去年7月に入校した1期生は2人でしたが、開校2年目の今年は、みかんの栽培をすでに始めている人を対象に、就農後のフォローをするコースを新設したことなどもあり、15人が入校しました。
(大阪から移住・坂本仁雄さん)
「(小さい頃、親戚がいた)、周防大島全体がミカン色一色に染まっていたのを記憶しているので、大島はミカンの島と言われる一助になれたら」
運営主体は、「周防大島みかんカレッジ運営協議会」でJAや町、県などが就農をサポートします。
原則2年間、研修生たちはJAや国などの支援制度を活用しながら、みかんの栽培に必要な技術や知識の習得、先進農家への派遣を通じて実践的な研修などを受けることができます。
(下松から移住・蔵本ひろみさん)
「次に繋がるミカン農家、次の人がもっと続けてやりたいなと思うミカン農家経営をしたい。ミカンの実だけじゃなくて花も魅力的、ここもアピールできたら」
周防大島みかんカレッジでは千葉県から移住し、去年7月から1期生として学んできた男性が卒業して独立、町内でミカン栽培を始めています。
