激しい動きが特徴 「あばれ獅子」の異名も 地元男性にとって憧れの存在 伝統の「阿島獅子」舞う【長野・喬木村】
勇壮な獅子舞は地元男性にとって憧れの存在です。下伊那郡喬木村の「阿島祭り」が5日に行われ、今年も村の若者たちが伝統の獅子舞を披露しました。
「来い来い来い」
5日、喬木村阿島地区の安養寺で舞の奉納を行ったのは、約300年前から伝わる「阿島獅子」です。「阿島祭り」の一環で、元々、農耕期が始まるこの時期に、地域の悪霊を払うために行われてきたと言います。
その異名は…。中の人が吹き飛ばされるほど激しい動きが特徴で、その様子から付いた異名が「あばれ獅子」。胴体は約20メートルにも及び、「ほろ」の下では竹で組んだ籠を数十人の男性が担いで動かします。昔から阿島地区の若い男性を中心に受け継がれ、今年は10代から30代の40人余りが参加しました。頭を担当した男性は…
「周りが見えなくなるんですけどそこが祭りなので、本当に楽しい限り」
(達成感ありましたが?)
「あります!ありがとうございます!」
一方で地区には人口減少の課題もあり、3年前からは地区外の男性にも参加を募るようになりました。また、村内の小中学生が舞う「子ども獅子」も阿島獅子の存続のため2006年から行われています。
観客は
「これがあって若い人たちの熱気を感じることが私たちの1年の楽しみ」
阿島地区の男性
「(阿島獅子は)憧れ!暴れるのが憧れ。日本の自慢じゃない?これだけ暴れてめちゃくちゃになる獅子は日本全国見てもここしかないと思う」
受け継がれる伝統の阿島獅子。
頭を担当
「毎年一回帰ってくる場所。そんな気がします」
(じゃあ来年も?)
「はい、ぜひ。はは」
