「股間に異物感」女性の10人に1人が発症する《骨盤臓器脱》とは?症状が進むと日常生活に支障が。対処法は2つあり…
トイレが近い、腟まわりが乾燥してかゆくなる……。気になるけれど人には相談しにくいフェムゾーンのトラブル対処法について専門医の女性医療クリニック・LUNAグループ理事長関口由紀先生に聞きました。(構成:浦上泰栄)
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「【悩み】トイレが近く、尿もれパッドが手放せない」よりつづく
Q. 股間に異物感があり、歩きにくさを感じています。骨盤臓器脱だったら、この先どうなりますか?
A.
出たものは元に戻しましょう。ペッサリーや手術で対応を。
骨盤臓器脱は女性の10人に1人が発症するといわれています。
臓器が腟内にほぼ収まっていて本人に違和感がなければ、骨盤底筋トレーニングなどで症状を改善することが可能です。
質問のケースは、臓器が腟からはみ出していて異物感があり、歩行や排尿・排便に影響が出始めていると考えられます。症状が進むと臓器が腟から完全に脱出して、日常生活に支障をきたすおそれが。
当たり前ですが、「出てきたものは元に戻す」ことが必要で、対処法には (1) ペッサリー療法と (2) 手術があります。
(1) は腟内にペッサリーという器具を入れ、戻した臓器が腟内に落ちてこないように支える方法です。自己着脱が可能で、クリニックでは「朝挿入して、夜外す」という指導を行い、器具の洗浄も自身で行うようにします。
(2) は多様化する傾向にあるので、医師と話し合って自分が納得できる方法を選ぶようにしてください。加えて、便秘のコントロールも重要です。
