ブリヂストンの「パンクしないタイヤ」戦略、宇宙探査車まで広がる用途開発
さらにその先は、グリーンスローモビリティにとどまらず、さらに広くビジネスモデルを探求すると同時に技術を磨き、事業として大きくすることを目指す。すでに、空気を必要としないという特徴を生かして、このAirFreeのコンセプトをベースに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とトヨタ自動車などが共同で開発を進めている有人月面探査車用のタイヤ開発も担っている。
それ以外にも身近なところでは、ルートの決まった地域の配送車両や工場内の無人搬送車、観光地の低速モビリティといった活用が見通されている。
本格的な社会実装に向けてクリアすべきは、まずは技術面。ブリヂストン探索事業AirFree開発推進部長の岩淵芳典氏は「今回はグリーンスローモビリティということで20キロ未満での走行だが、並行して進めている開発では公道での最高速度60キロで走ることができるステージまで来ており、さらにもっと速く、重くという方向で技術開発をしている」と話す。
コスト面も、従来のタイヤよりも高いため、これをどう乗り越えるかも課題。ただ、AirFreeはパンクをしないため、長期間の使用が可能になる。「長く、繰り返し、ずっと使っていただくことがコンセプト。長く使っていただくことによるコスト削減という視点も入れて、ビジネスモデルと併せて取り組んでいく」(岩淵氏)
このビジネスモデルの構築は重要。仏ミシュランもパンクしないタイヤを開発し、市場に投入した経験を持つが、使った後のメンテナンス体制などの「仕組み」が構築できずに浸透させられなかったという経緯がある。
その意味で、タイヤの技術開発だけでなく、その価値を認める事業者などといかに連携していくかが、今後の課題となる。
それ以外にも身近なところでは、ルートの決まった地域の配送車両や工場内の無人搬送車、観光地の低速モビリティといった活用が見通されている。
本格的な社会実装に向けてクリアすべきは、まずは技術面。ブリヂストン探索事業AirFree開発推進部長の岩淵芳典氏は「今回はグリーンスローモビリティということで20キロ未満での走行だが、並行して進めている開発では公道での最高速度60キロで走ることができるステージまで来ており、さらにもっと速く、重くという方向で技術開発をしている」と話す。
コスト面も、従来のタイヤよりも高いため、これをどう乗り越えるかも課題。ただ、AirFreeはパンクをしないため、長期間の使用が可能になる。「長く、繰り返し、ずっと使っていただくことがコンセプト。長く使っていただくことによるコスト削減という視点も入れて、ビジネスモデルと併せて取り組んでいく」(岩淵氏)
このビジネスモデルの構築は重要。仏ミシュランもパンクしないタイヤを開発し、市場に投入した経験を持つが、使った後のメンテナンス体制などの「仕組み」が構築できずに浸透させられなかったという経緯がある。
その意味で、タイヤの技術開発だけでなく、その価値を認める事業者などといかに連携していくかが、今後の課題となる。
