1冠目の菊水賞を制覇したゴッドフェンサーと関係者(撮影・中山伸治)

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 「菊水賞」(2日、園田)

 1番人気のゴッドフェンサーが2番手から余裕で抜け出し、5馬身差の完勝で兵庫3歳3冠の1冠目を獲得して重賞3連勝を飾った。2着は4番人気のミルトイブニングが後方2番手から鋭く伸びて続き、3着には2番人気のリーガルタイムが逃げ粘った。

 ゴッドフェンサーが危なげない勝ちっぷりで1冠目を奪取した。「権利が発生したからには狙いたい。調教ではオケマルに並ぶ動きをして、それが実になってきた」と盛本信師。昨年は無敗で成し遂げたオケマルに続く兵庫3歳3冠達成が現実味を帯び始めた。

 前走までの粗削りな競走内容が一変した。正攻法の競馬で完勝。2番手外から4角先頭で簡単に押し切った。「返し馬は良くなかったが、スタートだけは出したかった。リーガルタイムが逃げるとは思わなかったので、マークさせた」と吉村智。鞍上の的確な状況判断で新味を見せた。

 次走は2冠目で3歳世代の頂点を決める兵庫優駿(5月5日・園田)に挑む。「日程が決まっているので、暑さに注意して、気を抜かずに調整したい。オケマルは安定感があったが、ゴッドフェンサーはムラがある。これから、どう成長していくか」と盛本信師。今後の陣営は“勝って当然”の重圧とも戦うことになる。