Photo: Daisuke Ishizaka

「最近、ゲームやってますか?」

って聞かれたら、「昔はやってたんだけどね」なんて言いながら苦笑い。けっこういません?

かつては週末を丸ごとゲームに溶かしていたのに、気づけば何年も電源を入れていない。仕事が忙しくなった、テレビの前にゲーム機を置かなくなった、気がついたらスマホで「ながらゲーム」が習慣になっていた…。そんな「ノンコンソールゲーマー」が、ギズモード編集部にも何人かいます。

今回はそんな部員に集まってもらい、「PlayStation® 5(以後PS5)」を実際にプレイしてもらいました。テーマはシンプル、「コンソールゲームから離れていた人間が、いまのPS5を触ったらどうなる?」の実証実験です。

結論から言うと…時間が溶けました。ゲームってやっぱ楽しいね!

「3年ぶりのゲームです」ノンコンソールゲーマー三者三様の今

Photo: Daisuke Ishizaka
中橋(写真左)/前野(写真中央)/谷田貝(写真右)

今回集まったのはこの3人。

PCゲーマーの中橋、学生の頃はゲームにハマっていた前野、そして子どもの頃はゲーム機を持てずスマホゲーム派だった谷田貝。3人のゲームへの向き合い方って、今どんな感じ? リアルなところ教えて。

中橋:一人暮らし始めてから3年ぐらい、コンソール系のゲームはやってなかったかな。今はもうPCでゲームしています。

前野:PS4が最後ですね。BDプレーヤーとしても使っていました。今はテレビもないんで、トランクルームに眠ってる状態で……。3年ぐらい離れています。

谷田貝:子どもの頃はゲーム機がなくて、大人になってからはスマホゲームがメイン。そこからもしばらく離れていたんですが、去年PS5を買ってやりたかったホラーゲームをついにやりました!

なるほど、三者三様って感じですね。でも、共通しているのが「遊びたい気持ちはあるのに、気づいたら離れていた」という経緯。

中橋はPCゲームは続けているものの、コンソールとは距離ができていました。前野は社会人になって忙しくなり、自然と離れてしまったパターン。谷田貝はゲームとの距離感を最近になって(ホラゲのおかげで)縮められたという、これもまたレアケース。

…これは面白い話になりそうな予感がします。さぁ、PS5を与えよう。存分に楽しんでくれ!

電源オン、即プレイ。「あ、こんなに早かったっけ?」

Photo: Daisuke Ishizaka

さっそくPS5を遊びはじめた3人ですが、驚きはゲームのその前からも多かったようです。

中橋:テレビにつなぐだけで最新タイトルを遊べるのが、割と衝撃でしたね…。僕、重たいゲームならPCだろって思って自作していたんですが、PS5簡単すぎる。

谷田貝:私もそこで買ったところもあります。いち早くホラゲやりたかったの、私の中で熱いうちに(笑)。だから、これを買えばすぐできるっていうのが最高でした。

中橋:PCゲームで言えば「まずゲームが動くスペックを調べて、見合ったパーツを選んで、組んで、OSを入れて、ドライバを当てて……」という工程が必要ですけど、こっちは「つなぐ」→「プレイしたいゲームをダウンロードする」ですからね。

前野:あとPS5ってスリープからの復帰も爆速なんですね。この速度感なら、ちょっと時間が空いたら遊ぼうっていうのもできそうだなぁ。

3人が口をそろえて言っていたのが、PCやスマホには出せない「コンソールならではの手軽さ」への期待。そこを見事に応えてくれているのが刺さったようです。

実際、セットアップはHDMIをテレビに挿して、電源ケーブルを接続するだけ。ここはやはりコンソールタイプのゲーム機のメリットですよね。

また、PCゲームには「遊ぶ前にPCの電源を入れる」「プラットフォームアプリを立ち上げ」「遊び終わったらPCの画面に戻る」「必要ならシャットダウン」といったお作法が必要なのに対し、PS5はスリープとレストモード(待機状態)からの復帰が爆速で優秀。

ゲームのプレイ中にでも、コントローラのPSボタンから即スリープできますし、復帰もクイック。「ふとした瞬間に始められる」「いつでも再開できる」という強みは、忙しい社会人には思った以上に大きいのかもしれません。

『モンスターハンターワイルズ』を体験。レベチだったPS5

Image: 『モンスターハンターワイルズ』

今回プレイしたのは、2025年2月にリリースされ世界的に話題を呼んだAAAタイトル『モンスターハンターワイルズ』。

PC版のリリース時は、スペック要求の高い作品でしたが、当時プレイしていたPCゲーマーの中橋の感想が気になるところですね。

中橋:『モンスターハンターワイルズ』はPCでやっていたんですけど、結構スペックを選びましたよね。でも今回PS5でやった時に「めっちゃ動きいいぞ!」っていうのが衝撃。びっくりしませんでした?

前野:うん、PS5舐めてた。サクサク動いた。あと、もともとPSPの『モンスターハンターポータブル 3rd』にガチハマりした世代なんだけど、当時のモンハンってマップを変えるたびにローディングでそれなりに待たされてたじゃない?

中橋:そうそう、エリアチェンジは「一息つこうぜ!」だったよね。でも、『モンスターハンターワイルズ』は拠点とフィールドがシームレスに繋がっているから、ロード待ちがない。別の拠点へのファストトラベルはちょっと待ちがあるけど、それでもびっくりするくらい速い。

谷田貝:ゲーム初心者の質問なんですが、PS5はなんでロード時間を短くできたんですか?

中橋:ゲームの作りが変わったってのもあるけど、PS5自体のストレージの高速化やメモリの大容量化ってのが大きいかな。

前野:でもこれほどまでに快適だとは…。

中橋:うん、思わなかった。もうロード中に漫画読めないわ。

3人が言っているように、PS5になってから、ロード時間のストレスが本当にいろいろなゲームで減っていることを実感できます。特にPS4時代でゲーム体験が途切れてしまっている前野は、読み込み速度(=集中を邪魔されない快適さ)が衝撃的だった様子ですね。

ちょっとテクノロジーの話をすると、爆速ロードを支えているのが、PS5に内蔵された超高速SSD。PCIe 4.0×4接続でメインボードに組み込まれ、専用カスタムのSSDコントローラーによって動作。毎秒5.5GBもの超高速データ転送を実現しています。

この「速度」が、HDDやディスク読み込み時代のゲームからは考えられないほど、クイックなゲーム体験に繋がってくるってわけですね。

それこそ、いにしえのゲーム機では、「ロード中に漫画を読む」なんてことも珍しくありませんでしたが、もうそんな時間は与えてくれません。無意識でゲームの世界に集中できる。これがPS5、今のゲームの遊び方です。

Photo: Daisuke Ishizaka

ゲームの世界に集中できる環境が整ったところで、3人が次に声を上げたのが「映像の美しさ」でした。

前野:こんなに綺麗なんだって。正直PS5のグラフィックをナメてたところがあって。大きなテレビの前でやったら、あっこれすごいヤツって。

谷田貝:わかる!臨場感すっごいですね!

中橋:それまでのスマホゲームだった身からしたら、ただならぬ変化じゃない?

谷田貝:そうなんです。スマホって画面も小さいし操作も限られてるじゃないですか。PS5だともっと自分の体の動きに近い形でゲームの中で動けるし、景色の広がりとか、暗いところの奥にいる何かの気配とか、全部が「見えてくる」感じで。没入感がまったく違いました。

前野:PS3くらいで「もう実写じゃん…」って思ったんですけど、今日PS5で『モンスターハンターワイルズ』やって、現実にモンスター居るならこんな感じなのか。って、なんかリアルを想像しちゃったよ。

谷田貝:大画面で見る肌や鱗の質感とかヤバイですよね。ほえー…ってずっと口開いてました。

Image: 『モンスターハンターワイルズ』

PS5のグラフィックで広大なフィールドや緻密なモンスターの描写を大画面で体験すると、「ゲームってこんなことになってたのか」と素直に驚かされます。

とくにスマホや携帯機、しばらくゲームから離れていた人ほど、そのギャップは大きいはず。画面から受け取る情報量が、まるで違うのです。

前野:こうしてソファでテレビを囲んでゲームができるのがいいですね。子どもの頃に友達を家に呼んでみんなでワイワイしてたイメージが腹の底にあって。あの感覚を、今日久しぶりに思い出しました。

中橋:一人用のゲームはもちろん、コントローラーを渡し合う「回しプレイ」もあーだこーだ言いながら楽しいですよね。スナック食った後そのまま触るやつはギルティ。でも言えないみたいな(笑)。

前野:コントローラーといえば、PS5のコントローラーってすごくないですか? なんか、体験拡張デバイスみたいになってる。

中橋:そうそう、R2/L2トリガーがテンションかかるんですよ。ゲームの中で弓とかを引くと、引っかかりが出て、それをさらにもう一段階引いて…。みたいにゲーム中の動作をリアル体験できるのがスゴイ。

谷田貝:震えたり音が鳴ったりといろんなフィードバックがあるから、臨場感がすごくて…。深夜のホラゲは没入感がめっちゃ怖かったです(笑)。

そう、これがPS5のコントローラー、「DualSense」の「ハプティックフィードバック」と「アダプティブトリガー」の威力。

Photo: Daisuke Ishizaka

弓を引く抵抗感、武器が地面に当たる衝撃、フィールドの質感…これまで画面上の出来事として眺めていたゲームの世界が、手のひらにまで届いてくる感覚。ゲームをプレイしながら思わず「うわっ」と「よしっ」と声が出て、熱中する、盛り上がる。ここもPS5ならではの体験です。

冷静に考えて、5万5000円はヤバくないか?

Photo: Daisuke Ishizaka

「PS5って今いくらするの?」

おそらくここらで、多くの人がちょっと身構えるタイミング。でも、きっと想像の中の価格感から、今のPS5は大きく離れていると思いますよ。もちろん、いい意味で。

前野:僕の中では10万ぐらいするイメージだったんです、それがPS5 デジタル・エディション 日本語専用モデルが5万5000円(税込)と聞いて、さすがにびっくりしましたね…。

谷田貝:私が買った時より安いの悔しい(笑)。でも、単純にゲームを楽しみたいって思ったら、すごくシンプルで、コスパは良いのかも。

前野:5万円付近って、小型家電でも安心できるラインですよね。最初の1台として行くなら「納得感のある数字」だなぁって感じます。

中橋:そうね、同じ規模感のPCゲームをやろうと思ったら、導入コストで3〜4倍の差が出るしね(3/20時点、編集部調べ) 。ふわっとゲームやりたいって人には、まず5万5000円でPS5を買って、好きなタイトルを探す楽しさもあるんじゃないかなぁ。

ゲーミングPCには個人の好みに応じたカスタマイズの自由度や、FPSをキーボード&マウスで遊びたいといった独自の強みがあるので、コストの比較は単純ではありません。

ただ「まずゲームを始めてみたい」という人への入口として考えると、この価格はかなり入りやすい。

PS5は日本語サポートも充実していて、何かあってもちゃんと相談できるのもいいですね。しばらくゲームから離れていた人には、見えない安心感として大きく効いてくるはず。

さまざまなガジェットが、家電が値上がりしていく中。このプラットフォームが5万5000円で手に入るのはヤバいインパクトですよ。

おまけの一台が、意外と本命かもしれない

Photo: Daisuke Ishizaka

今回の座談会では「PlayStation Portal リモートプレーヤー(以下、PSポータル)」も体験しました。

PSポータルはPS5と連携し、Wi-Fi経由でPS5ゲームをプレイできるデバイスですね。最近のアップデートでクラウドストリーミングにも対応し、PS5本体がない場所でもゲームができるようになりました(PS Plusプレミアムの加入が必要)。

中橋:これサイズ感、最高じゃないですか?

前野:うん、いいね。持ちやすいし、ちゃんと楽しめる画面サイズ。PS5と同型のコントローラーがくっついてるから、テレビの前でやってる時とリモートに切り替えた時の体験がずっと続いてる感じ。遅延も僕は感じられなかったな。

谷田貝:シームレスですよね。寝る直前にテレビでやってて、そろそろ寝よっかなでポータルに切り替えて布団の中でちょっとやってほぼ寝る。…最高じゃないですか?

前野:ゲーム体験としてはベストだよね(笑)。スリープも復帰も速いから、ある意味寝落ち寸前まで踏ん張れるデバイス。

こうしてPSポータルは、PS5との合わせ技で「家のどこにいても続きから遊べる」環境が整います(Wi-Fi接続環境が必要)。

テレビの前だけがゲームの居場所ではなくなり、テレビから離れた自室でも、客間でも、ソファでも、お布団の上でも。PS5+PSポータルの組み合わせが見せてくれる、新しい景色と体験。それもまた、特別なものになりそうです。

僕らはゲームが面倒だったんじゃない。「始めるまで」が面倒だったんだ

Photo: Daisuke Ishizaka

こうしてPS5体験を中心とした座談会も、3時間を超えてそろそろお開き。

…なのですが、3人ともすっかりゲーマーの顔つき。これは止めづらい。

そして楽しむ彼らの話を聞くうちに気づいたことがあります。ゲームから離れていた理由は「ゲームが面倒になったから」ではなく、「遊ぶまでの準備が面倒だったから」だったのではないでしょうか。

PCゲームに必要なスペック選定、環境構築の手間、起動するたびに立ちはだかる心理的ハードル…。それらが積み重なって、「今日はやめておこう」という判断を繰り返してきただけだったのかも?

前野:ゲーム離れしていたのは、スマホが楽だなって思い込んでたところがあったんですよね。PCも自分で組んだりするタイプじゃないので。

谷田貝:でも、PS5をやってみると、思ってた以上にカジュアルじゃない?

前野:うん、すぐ始められる。しかも、PS4に夢中だったあの頃の楽しさがフラッシュバックして、もう1回やってみたいなって。

谷田貝:これを買えばもう安心っていうのが、やっぱ優しいんですよ。話題のタイトルが出たらすぐできるし、時間がいくらあっても足りないみたいな気持ちになる(笑)。

中橋:僕はPCも使い続けると思うけど、PS5は1人でやった時の没入感と、みんなでシェアする楽しさを両立できてるよね。このバランスがすごくて、そこがいいなって感じますね。なにより安いし。

…と、3人ともPS5から新しい発見を得られたようです。

そして、PS5はゲームだけではありません。YouTubeやNetflix、Amazon Prime Video、TVerなどの主要配信サービスを楽しめる「リビングの万能エンタメハブ」としての実力も見逃せません。

繰り返しますがPS5 デジタル・エディション 日本語専用モデルは5万5000円(税込)。それは最新のAAAタイトルを4K(※1)映像・触覚フィードバックつきで遊べる体験の価格ですから、もはや「コスパがいい」という言葉では足りないレベル。

※1 PS5は一部のゲームで、HDMI 2.1および4K 120Hz映像出力に対応しています。

ゲームをやめたのではなく、遠ざかってしまっただけ。

そういう人たちが、もう一度スタートラインに立つのに、5万5000円という価格はずいぶん魅力的な数字ではないでしょうか。

久しぶりにゲーム、しませんか?

Source: PlayStation 5