冷蔵庫の中がいつの間にかパンパンになってしまう人も多いはず。毎日使う場所だからこそ、食べ物が見つけにくいと小さなストレスになりますよね。そこで、冷蔵庫がすっきり片付く収納ルールを紹介します。ここでは、3児の母で整理収納アドバイザー1級の高岡麻里恵さんに教えてもらいました。

子どもが成長し、「つめ込まない冷蔵庫」に変えた

暮らしや家族の成長に合わせて、少しずつ冷蔵庫収納も変化しています。子どもが小さい頃は、とにかく「食材を多めにストックすること」が安心材料でした。

【写真】納豆や豆腐は「立てて」収納

ですが、今は子どもが食べ盛りで、使いきるサイクルが早くなったこともあり、冷蔵庫に「つめ込まない」ことを大切にしています。

1:同じタイミングで使うものは一緒に収納する

冷蔵庫が散らかる原因のひとつは、どこになにを置くか決まっていないことです。そこでわが家では、食べ物をグループごとにしまっています。

たとえば、パンを食べるときに使う、ジャム・バター・スプーン。こちらは一緒のケースに収納しています。1つのケースにまとめれば、簡単にアイテムを運び込めて、片付けも1か所に集めて戻すだけ。あちこち移動する手間が省けます。

こうすることで、なにがどこにあるかがひと目でわかるようになり、家族も自然と同じ場所に戻しやすくなりました。

2:食べ物は「1段=1カテゴリ」でしまう

冷蔵庫収納で意識しているのが「1段=1カテゴリ」にすることです。わが家の冷蔵庫は、棚ごとに役割を決めています。

・1段目:つくりおきや、いただきものなどを置く予備スペース
・2段目:よく使う食材
・3段目と4段目:子どもがよく食べるもの

とくに子どもたちの手が届く高さには、ひとまとめにした「パンセット」や「ご飯のお供セット」、納豆や豆腐などを収納しています。こうしておくと、自分たちで食べ物を取り出せるので、朝食の準備もかなりラクになりました。

また、1段目は、つくりおきやいただきものを置く「予備スペース」にしています。わが家は月1回キャンプに行くのが趣味で、前日にはキャンプ用の食材をここにまとめて収納。つめ忘れ・持ち忘れの防止にもなって助かっています。

3:棚に余白を残す

以前はあいているスペースを見ると「まだ入るかも」と食材をつめ込んでいました。ですが、冷蔵庫に入れすぎると、なにが入っているかわからなかったり、食品ロスが増えたり、掃除しにくいといったデメリットが増えてしまいます。

そのため今は、あえて棚に余白を残すことを意識しています。余白があることで、

・買い物したあとも収納がラクちん
・家族が冷蔵庫を使いやすい
・食材管理がしやすい

というメリットが生まれ、冷蔵庫が散らかりにくくなりました。

冷蔵庫が自然と整い、探す手間も省けた

家事の効率を考えるようになって感じるのは、がんばらなくても整う仕組みの大切さです。

・同じタイミングで使用するものは一緒に収納
・1段=1カテゴリにする
・余白を残す

この3つを意識するだけで、自然と整いやすくなりました。冷蔵庫は毎日使う場所だからこそ、「中身を探さない冷蔵庫」を目指してみてはいかがでしょうか。