52分にチームの先制点を決めた遠野。豪快なボレーシュートだった。写真:滝川敏之

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[J1百年構想リーグEAST第6節]横浜FM 2−0 千葉/3月14日/日産スタジアム

 ワールドクラスの一発だった。

 横浜F・マリノスは3月14日、J1百年構想リーグEAST第6節でジェフユナイテッド千葉とホームで対戦し、2−0で勝利。スコアレスで迎えた52分に豪快なミドルシュートを決めたのが遠野大弥だ。

 左CKの場面で、ジョルディ・クルークスが蹴ったボールはクリアされるも、そのこぼれ球に遠野が反応。ペナルティーエリア手前から、利き足ではない左足のダイレクトボレーシュートをゴール左へ突き刺した。
 
 実はこの日(3月14日)は27歳の誕生日。「素敵な一日になりました」と振り返った遠野は、改めて喜びを口にする。

「嬉しかったですね。これ以上ない一日と言いますか。こういった形を来週以降も重ねていきたいです」

 4節の東京ヴェルディ戦でも、遠野はJ・クルークスが蹴ったCKのボールをダイレクトで合わせてネットを揺らした。この時も左足だったが、左足のほうが「思いっきり足を振れる」のだという。また、今節のゴールは「外しても利き足じゃないからいいでしょっていうくらいリラックスして蹴れた」ことも奏功したようだ。

 得点を決めた後、遠野が真っ先に向かったのは横浜FMサポーターのいるゴール裏だった。その行動の真意を訊くと、背番号7は「先週(対FC東京/0−3)は本当に不甲斐ない試合をしてしまったので、今日はなにがなんでも勝つという気持ちが生んだ行動です」と明かしてくれた。

 昨季はアキレス腱断裂の大怪我もあった遠野だが、今季のリーグ戦は6試合を消化して3点目。順調にゴール数を積み重ねている。しかし、町田との開幕戦はPKで、東京V戦と今節はセットプレーからと、まだ流れの中からの得点がない。

 そうした現状を踏まえて遠野は「流れのなかから点を決めたいので、これだけの選手になりたくない」と述べ、「チームとして点を決めたい」と意気込んだ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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