「たまらなく好き」「目がない」と伝えるときの英語表現 ---- have a weakness for や can’t resist などのニュアンスをネイティブが解説 【ラジオビジネス英語】

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 「我を忘れるほど好き」「自制心を失うほど好き」と伝えたいときにピッタリの表現をご紹介します。皆さんにもたまらなく好きなものがきっとあるはず。英語でそのことを話せるように、練習してみてくださいね。
 今回は「ラジオビジネス英語」3月号の「Lisa’s Expressions」から、「たまらなく好き」「目がない」を伝える表現をご紹介します。

have a weakness for

have a weakness for(…が好きでたまらない、…に目がない)
 
 「まいったなぁ。…に弱いんだよね」といった感じの言い方です。冷静に考えられなくなってしまう、好きだからつい…してしまう、というような場面でよく使われます。

I have a weakness for hoodies.
(フード付きの服が好きでたまりません)
I have a weakness for men with dimples.
(私はえくぼのある男性に弱いんです)

can’t resist

can’t resist(…に抵抗できない)

 「…したい気持ちを我慢できない」「…の誘惑には負けてしまう」ということ。例文で、“can’t resist + -ing”と“can’t resist + 名詞”の両方の形を見てみましょう。

I can’t resist taking photos of sunsets.
(夕陽を見ると、つい写真を撮ってしまいます)
I can’t resist pitted dried dates, especially Egyptian dates.
(種なしのドライデーツ、特にエジプト産には目がないのです)

have no resistance to

have no resistance to(…に対する抵抗力がない、…に抗(あらが)えない)

 「抵抗力が全然ない」、つまり「本当に弱い」という感じですね。can’t resistは行動が伴ったり、行動を思い起こさせたりする表現ですが、こちらは「…に弱い性格」といった意味合いで用いられることがよくあります。

She has no resistance to flattery.
(彼女はお世辞にめっぽう弱いのです)
You need to stay away from the mall today because you have no resistance to bargain sales!
(今日はモールに近づかないで。あなたはセールに弱いんだから!)

be a sucker for

be a sucker for(…に弱い、…に夢中である、…が好きでたまらない)

 カジュアルな表現で、自分のことをあきれた調子でおもしろおかしく言うときにも便利です。「わかっているけれど、引き寄せられてしまって…」というユーモアが伝わる言い回しですね。

I am a sucker for anything retro.
(レトロなものは何でも目がないんです)
My sister is a sucker for romantic movies.
(姉は恋愛映画に弱いのです)

have a soft spot for

have a soft spot for(…を愛する、…をかわいがる、…に甘い)

 好きな対象がどんなことをしても、どんな状態であっても大目に見るような、優しい気持ちや愛着を表すフレーズ。理屈抜きで感情が湧いてくるイメージです。

He has a soft spot for small children.
(彼は小さな子どもに優しいのです)
I have a soft spot for underdogs.
(私は弱いチームをつい応援してしまいます(判官びいきです))
★「甘党です」は英語でなんて言う?

I have a sweet tooth.

決まり文句なので、このまま覚えてしまいましょう。
「甘いものに目がない」「甘いものは食べずにいられない」ほど強いニュアンスではなく、もっと広く一般的な感じで「甘いものが好き」という意味です。

My son has a sweet tooth. Hide the cookies.
(私の息子は甘いものが好きなんだよね。クッキーは隠しておいて)
I don’t have a sweet tooth, so no dessert for me. I’ll just have the cheese, please.
(甘いものは苦手なので、デザートは結構です。チーズだけお願いします)

2番目の例文のように、don’t have a sweet toothと否定文で使うこともありますね。

執筆者

リサ・ヴォート

 アメリカ・ワシントン州出身。メリーランド州立大学で日本研究準学士、経営学学士を、テンプル大学大学院で TESOL(英語教育学)修士を取得。専門は英語教育、応用言語学。2007年度 NHKラジオ「ものしり英語塾」で講師を務める。現在、青山学院大学非常勤講師。また、写真家としても活躍している。『知ってる英単語で広がる英会話』『CD BOOK ネイティブ感覚で もっと伝わる日常英語』(ともにNHK出版)など著書多数。
※記事公開時点での情報です

■NHKテキスト ラジオビジネス英語 2026年3月号より