「いじめをしても内申点は下がらない」元教師が断言 万引きや喧嘩などのトラブルが内申書に記載されない理由
YouTubeチャンネル「静岡の元教師すぎやま」が「いじめで内申点下がる!?」と題した動画を公開した。元中学校教師であるすぎやま氏が、受験生や保護者が抱く「素行不良は内申点に響くのか」という疑問に対し、教育現場の実情を交えて回答。「いじめをしても内申点は下がらない」という衝撃的な結論と、その背景にある学校評価の仕組みを明かした。
動画の冒頭、すぎやま氏は「いじめをしたら内申点が下がるか」という単刀直入な問いに対し、「結論、下がりません」と即答した。もちろん、すぎやま氏は「大前提としていじめは良くない」「加害者に甘くするつもりは全くない」と倫理的な非を強調した上で、あくまで評価制度の仕組みとしての解説を展開している。
すぎやま氏によると、そもそも内申点とは「基本的に成績・評価の合計」であるという。例えば、いじめをしたという事実があったとしても、それによって国語や美術といった特定の教科のスキルや理解度が低下するわけではないため、評価自体が下がることはない。「いじめの是非と(学業の)成績評価はまた別問題」というのが、学校教育における評価の原則なのだ。
さらに、多くの人が懸念する「内申書(調査書)への記載」についても、すぎやま氏は「書かれません」と断言する。驚くべきことに、内申書には「生徒にとって不利なことは一切書かないことになっている」という、一般にはあまり知られていない作成上の不文律が存在するというのだ。これはいじめに限らず、万引きや喧嘩、部活を途中で辞めたといった事実も同様であり、こうしたマイナス要素が受験資料として高校側に直接伝わる形式にはなっていないと解説した。
ただし、これには例外もある。すぎやま氏は「高校の場合は事情が異なる」と補足する。高校でいじめや重大なトラブルを起こして「停学」処分となった場合、その期間は授業に出席できなくなる。その結果、欠席日数が増えたり授業点が確保できなくなったりすることで、物理的に「成績が下がって内申点も下がる」という可能性はあるとした。
今回の解説は、感情論や道徳論とは切り離された、冷徹なシステム論として学校評価の裏側を浮き彫りにした。すぎやま氏は、制度がいじめを許容しているわけではないことを示唆しつつ、学校や勉強の意味を問い直す自身の著書を紹介して動画を締めくくった。
動画の冒頭、すぎやま氏は「いじめをしたら内申点が下がるか」という単刀直入な問いに対し、「結論、下がりません」と即答した。もちろん、すぎやま氏は「大前提としていじめは良くない」「加害者に甘くするつもりは全くない」と倫理的な非を強調した上で、あくまで評価制度の仕組みとしての解説を展開している。
すぎやま氏によると、そもそも内申点とは「基本的に成績・評価の合計」であるという。例えば、いじめをしたという事実があったとしても、それによって国語や美術といった特定の教科のスキルや理解度が低下するわけではないため、評価自体が下がることはない。「いじめの是非と(学業の)成績評価はまた別問題」というのが、学校教育における評価の原則なのだ。
さらに、多くの人が懸念する「内申書(調査書)への記載」についても、すぎやま氏は「書かれません」と断言する。驚くべきことに、内申書には「生徒にとって不利なことは一切書かないことになっている」という、一般にはあまり知られていない作成上の不文律が存在するというのだ。これはいじめに限らず、万引きや喧嘩、部活を途中で辞めたといった事実も同様であり、こうしたマイナス要素が受験資料として高校側に直接伝わる形式にはなっていないと解説した。
ただし、これには例外もある。すぎやま氏は「高校の場合は事情が異なる」と補足する。高校でいじめや重大なトラブルを起こして「停学」処分となった場合、その期間は授業に出席できなくなる。その結果、欠席日数が増えたり授業点が確保できなくなったりすることで、物理的に「成績が下がって内申点も下がる」という可能性はあるとした。
今回の解説は、感情論や道徳論とは切り離された、冷徹なシステム論として学校評価の裏側を浮き彫りにした。すぎやま氏は、制度がいじめを許容しているわけではないことを示唆しつつ、学校や勉強の意味を問い直す自身の著書を紹介して動画を締めくくった。
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公立中学校教員として10年以上勤務したのちに独立。
コロナで自己破産寸前のドン底におちいるがそこからバズって起死回生。
現在は教育系インフルエンサー、SNSコンサルタント、教育評論家として活動している。
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