準決勝のもう1試合は、ALBA Berlin U18 (グループB1位) と名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18(グループA2位)の一戦。予選グループ戦最終戦を戦い終えたあと、名古屋D U18山下諒HCは「全員が経験したがない高さの相手です。ペイントには2m超えの選手がいるので、簡単にフィニッシュに行けない。どんなゲームをするべきか。集中力切らさなければ、可能性はあると思っています」と語っていた。
その名古屋D U18は、いきなり#2若野瑛太、#9春田結斗が3Pシュートを射抜く好スタートを切ると、その後も速いテンポでオフェンスを展開した。しかし、ALBA Berlin U18は慌てない。「相手のディフェンスが機能し、いい立ち上がりではありませんでした。それでも、自分たちのリズムを取り戻せました」とALBA Berlin U18#9ノア・イージシャイ。優勢に立つリバウンドから速い展開につなぐと、残り5分、#10フィン・ボーシャーノースキのプットバックで逆転した。その後、名古屋D U18は#2若野のバスケットカウント、#13藤田翔による2本のコーナー3Pシュートなどで加点したが、差が縮まらず。第2クォーター序盤に2桁差を付けられると、21点のビハインドとなってハーフタイムを迎えた。
それでも後半、強度に慣れてきた名古屋D U18は好ディフェンスを披露。相手からターンオーバーを誘発すると3Pシュートでの得点につないで、拮抗した展開を作った。集中力を維持する名古屋D U18は第4クォーターでも17-18と互角の攻防を見せたが、ALBA Berlin U18が93-65で快勝し決勝に駒を進めた。名古屋D U18は敗れたものの、後半のターンオーバーはわずか2本。逆に14本のターンオーバーを引き出すなど見せ場を作った。そのバスケに対して、#9イージシャイも「彼らは身長で劣っていたとしても、エネルギーに満ちた激しいプレーで対等に渡り合えると証明したと思います」と称えている。
果たして決勝は、Victoria州選抜 U18とALBA Berlin U18という顔合わせになった。Victoria州選抜 U18の#13グレイは、「ALBA Berlin U18は見てのとおりサイズが特徴的ですし、オーストラリアにはないスタイルのバスケです。簡単な展開にはならないはずですが、楽しみたいと思います」と意気込んだ。一方、ALBA Berlin U18#9イージシャイは「常にフィジカルなプレーをするVictoria州選抜 U18のバスケは印象的です。高さでは自分たちにアドバンテージがありますが、いかに集中を切らさずアグレッシブにプレーできるかが優勝への鍵になると思います」と強調。果たして頂点に立つのはどちらのチームとなるだろうか?